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森と林業と田舎の本

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2022/11/09

木材輸送料にまで補助?

補正予算案などが出て、また大盤振る舞いが進みそうだ。

林野庁関係の補正追加額は約1162億円で、公共事業が約935億円、非公共事業が約227億円。みんな借金だけど……。

そんなときに、東京都の木材流通業者への輸送費補助案が目についた。こちらも、物価高対策だから二重取りのようだが。

国産材への切り替え促進を目的として掲げているのだが、林業地としては小さな東京でなぜ。具体的には都内の木材流通事業者が国産材の取扱量を以前より増やした場合に、輸送費を補助する。木材1立方メートルの輸送ごとに1万円だそうである。とくに多摩産材、つまり東京産材を取り扱う場合は、一度の輸送につき2万円を補助するのだそうだ。事業費は3億円。

原油・原材料価格・物価高騰等に係る支援策について

どんどん甘やかして、ダメ人間、ダメ産業をつくる制度のように感じるよ。お小遣いを湯水のように与えられた子どもがグレる事例はいくらでもあるだろうに(笑)。

だいたい金が出ないと国産材使ってやらないぞ、というのは、国産材は価値が低くて、通常の価格では使えないと認めているかのようだ。当事者が、国産材は出来が悪いと思っている証明みたいなものだろう。

ちょっとだけ興味を持ったのは、「都内の広葉樹を活用したシイタケや薪の生産者にも、運搬に掛かる費用の一部を補助する支援策も実施する林産物生産支援事業」というのもあった点。

シイタケは、現実的には農産物扱いだろうが、都内の広葉樹と判別できるのかどうか。おそらく菌床栽培だから、粉にしてしまっている。今は菌床を海外から輸入するケースもあるから、産地偽装?になるかもしれない。

それと薪。これは薪ストーブ愛好家は喜ぶかな? いや業者の輸送費補助だから、これで薪の価格が下がるとは言えないだろうが。

薪ストーブ用の薪にシイタケを生やさせて、収穫後に燃やすとか、薪ストーブで温めて芽生えさせたシイタケです!と言って二重取りできないかな……。

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