指先で野菜摂取量がわかる?
農水省のサイトに、こんなページがあった。
「もっと野菜を食べよう」野菜摂取量の見える化の取組結果について
結果としては、職員の健康診断時と2週間以上空けて再び測ると、平均で野菜約35グラム分、数値が上昇したのいうのだが……そんなことはどうでもよくて(笑)。
何が驚いたか言えば、「手指のカロテノイドを測定することで日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器」なるものが存在することだ。そんなものがあるの?
一応の説明としては、
〇測定機器は、人の体内で合成できず野菜と果物からの摂取が多い「カロテノイド」を手指の皮膚から測定し数値化することで、野菜の摂取状況を見える化するものを使用しました。
とある。カロテノイドの量を手指の皮膚から測定できるとは。農水省には来庁者向けにも設置してあるそうだから、せっせと通えば部外者も測定できるわけだ。ちゃんと2種類の機器の紹介もしてくれている。
最近は、さまざまな機器が発明されているのだね。まあ、私には関係なさそうだが。
しかし、「見える化」は努力目標になる。緑視率(目に入る緑の量・割合)や木視率(目に入る木質の割合・量)を測る機材もあるそうだから、それを貸し出して、各種の施設の木質度を測定しまくったらどうだろう。緑化や木造化の努力目標になるかもよ。
さて、明日から東京へ。よろしければ3日に「木と文化フォーラム」でお会いしましょう。東京の「木心率」を図ってみたい(^-^)/ 。
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