森林林業の棚の本を行方
大阪難波のジュンク堂に寄った。そこで見た、森林・林業棚。
『絶望の林業』と『フィンランド 虚像の森』の平積みというか平展示。有り難い……というか、『虚構の森』はどこ?とキョロキョロ(笑)。
しかし、この棚には森林や林業関係の書籍が並ぶのだが(もう1段隣にもある)、ここにある本の中には私がすでに持っている本が多い。ま、読んでいるかどうかは微妙だが。どうだろう、皆さんも確認してほしい。
私は,目についた森林本で新味のあるものはなるべく購入しておくことにしている。ちょっと中を覗いて、これはいらないと思う本は別だが、とりあえず森林関係の資料として手に入れておく。林業本もそれに準じているが、最近は買わなくなったかな。つまらないもの、二番煎じのものが目立ちだしたので。いや、基本的に私が興味を失ったこともあるだろう。
しかし、この手の本、あまり図書館にはないし、書棚から消えたら手に入らないのではないか。
実は、我が家には森林本は数百冊あるが、もう処分を考えている。資料として残すべき(つまり私の今後の執筆に使いそうな)本はほとんどなくなったのだ。そこで、どこか引き取り手を探している。これらの文献を元に新たな本を書く人が現れてもよいかと思う。
森林史、樹木葬関係、野生動物・獣害関係などは、すでに執筆に使ったもの。田舎暮らし関係はすでに処分した。まだ執筆のため残すのは、明治に関わるもので、土倉家関係だ。探検本も相当数あるが、こちらも残しておく。老後の楽しみに(^o^)。
誰か引き取ってくれないかなあ。条件としては、基本誰でも読めるようにしておくことだ。寄贈したのに段ボールに詰められたままというのは辛すぎる。(実は、そうした図書館はたくさんある。)私もこの先の寿命は短いと仮定して、今から終活として用意を進めたい。今すぐではなくてよいが、徐々に処分しよう。
本音を言えば、もう林業に興味を失ったということかもしれない。時代ごとに論じたい人が論じればいい。ただ業界誌記者のような、業界脳に犯された人は無駄と思う。林業より森林を大切に感じる人であってほしい。
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森林の話からはかなり離れていますが
私設博物館 絶滅メディア博物館
川井拓也館長
中央線沿線の高円寺駅の近くに
私設の絶滅メディア博物館を
しばらくネットみなかったら
高円寺だけでなく最近、大手町にも
断捨離などでいらなくなったものの寄贈で
収集品だけは増えているみたいで
入場料など博物館を維持していく費用は?
投稿: 参考 | 2023/01/29 06:08