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森と林業の本

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2023/02/25

宮崎県が木材生産額日本一になった裏側

宮崎県の一昨年の木材生産額は、初の日本一となったというニュースが流れた。

農水省発表の林業産出額によると、2021年の木材生産額は321億7000万円。前年を124億円上回り、初めて全国1位だった。素材生産量は193万1000立方メートルで全国の約15%を占めた。

なお木材生産量では、宮崎県は針葉樹材と広葉樹材を合わせると204万2000立方メートル。北海道は316万3000立方メートルと宮崎より多いが、ウッドショックにより九州の木材価格が高騰したため、北海道を額で上回ったとみられる。

本当に望ましい成果なのか。材価が上がったのは悪くない。ただ北海道材だって等しく価格は上がったはずなのに、なぜ宮崎が(九州が)より高かったのか疑問だ。おそらくだが、宮崎県の方が出荷態勢が整っていて、ウッドショックで木材を求めている業者に素早く提供できたからだろう。製材業もたくさんある。これを喜ぶのは勝手だが、しわ寄せはどこに、いつ現れるかだね。

ただ宮崎県の木材生産量は、近年徐々に落ちていたはずだ。そろそろ伐るところが減ってきたからだろうと言われていた。が、ウッドショックで増強したのだろうな。どんな伐り方をしたのか……。これまで増産できないと言っていたのに増産したのだから、どこを伐ったのか。まさか盗伐を増やしたのではないだろうな……。

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おりしも宮崎地検は、盗伐容疑者を不起訴にしてばかりいる。被害者の会が不起訴理由を聞きに行くと、話の途中で警察を呼んで排除したそうだ。盗伐(森林窃盗)は犯罪として扱わないということなのだろうか。。。。

 

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