サルのナラシカ化
今日は1日、吉野周辺。車で走っていたら、出会いました。
サル。道端の建物の階段上に堂々といましたな。
こんな環境である。車を止めてカメラを向けて、しばし。なかなかサルない、いや去らない。
しかし、1匹だけである。ハグレザルだろうか。若者には見えないので大人のサルだ。ボス争いでもしたのか、逃げ出したのか、自ら出奔したのかただ毛並みはよいから、食べ物に苦労はしていない模様。だいたい農作物なんだろうが……。
今回は、人家のサルならちょっと珍しいと思って車を止めて写真を撮ったが、シカなら今更だし、サルだって山中では何回も出会っている。もはや奈良公園のシカに近くなって来ている。
そのうち写真も撮らなくなるんだろう。日常に溶け込んで。ある意味、ナラシカと一緒だ。町を歩いていてフツーになる時代も遅くはない。害さえなければ、野生動物と人間がお互いに距離をおいて触れ合う機会として好ましいのだが、残念ながらそうもいかない。
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