木製マグカップが作られた場所と価格
たまたま訪れたショッピングセンターで、「刑務所作業所」の製品販売会が開かれていた。製品なんだな、作品でもよいと思うが。
主な作品は木工品。刑務所では、職業訓練も行われているが、その一つに木工技術がある。小は靴べらやスプーンから、大はタンス・テーブルまで結構幅広く作れるようだ。なかには巨大なケヤキ一枚板テーブルもあって、価格も40数万円とそこそこの金額になっているが、こうした材料の仕入れから考えると、結構な(刑務所側の)手間と、職人(つまり受刑者)の技量が求められるだろう。
細部を見ると、技量的には悪くない。まあ、デザインがイマイチな気はしたが……。今、この手の家具は需要ないだろ。
もちろん、この手の家具に私の手が出るはずはなく、小物を物色する。まな板の様なシンプルなものもある。カエデ材を使っているから重い。ちょっと分厚いかな。結局は、器系に目がむく。
選んだのはこれ。ちょうど今使っているマグカップは塗料が少し禿げてきたと感じていたので、新しくするのもよいか、と。把手と一体型だ。無垢から削りだすのだからわりと難しいものだ。価格的には一番高かったが、多分、国産木工品としては安いからお得感はあるかな。私の木製マグカップ・コレクションが増えていく。。。
税込み2750円。あ、この価格は………あと5日で発売される『山林王』と一緒ではないか!
安いよ、これは。お買い得だ。『山林王』と同じ(^_^)\(^O^)/みんな、買いましょう。(どっちを?)
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