最凶パワースポットの呪い
ここ数日、体調が下り坂。昨日は遠出していたのだが、帰って来たら身体が動かなかった。今日になると喉の痛みに鼻水。まさか、いまさらのコロナではないだろうが、風邪を引いたか。
とうとう午後は寝込んでいだのだが、そんなときに限って仕事上の重大ミスが発覚して、始末になんだかんだやらねばならないことが出てくる。
なんだかなあ、ついていないなあ、と思っていたら思い出した。このところ、なぜか廃墟じみた神社仏閣を訪ねることを重ねていたのだが、そのうちの一つが白鷹大神だったのだ。
奈良の最凶パワースポットとか心霊スポットとして全国的に有名とか。。。私は、そんなこと知らずに、たまたまグーグルマップに記されていたので、なんだ、いつも森歩きしている近くじゃないか、行ってみるか、と軽いノリで出かけたのであった。が、白鷹大神でググってもらったらわかるように、心霊スポット探検記がずらりと並んでいるような有様で、その手のファンが通っているところらしい。
多少説明すると、戦前から戦後まで、ここに強烈なシャーマンとして世に知られた巫女・中井シゲノが開いた霊場だった。かつては大賑わいの地だったのである。それが本人が亡くなると、後継者もいなくて荒れ放題……となり、いつしかパワースボットだの心霊スポット扱いされるようになったそう。
私が山道を抜けてたどり着くと、以外や参拝者?はほかにもいた。それも若いのに黒装束の巡礼者ぽいカッコした人とか、何かとそれらしい雰囲気。思っていたより荒れていず、最近はまた地元の人たちが清掃して真っ当な神社になりつつあるようだ。
ああ、ここを訪れたころから体調が下り坂になったんだ、と気付く。
この鳥居の奥に洞窟があって、奥が見えない。そこに潜入しようとしたからなあ。人がいなかったら、匍匐前進でもぐり込んでいた。呪いをかぶったか。
今日明日は寝て暮らすことにする。『山林王』発売日に寝込んでいたら、今度は土倉家の呪いをおうてしまったことになるわ。
ちなみに、同じ森の中に、「滝寺磨崖仏」。滝寺はなくて、廃寺になったか。ただ岩に線刻の仏像だけがある。これ、8世紀の建造と鑑定されていて、日本最古級の磨崖仏なのだ。こちらにも参拝して拝んでおいたから、白鷹大神の呪術は、抑え込んでくれるだろう。こんなのが身近にあるのって、どうよ?
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