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森と林業の本

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2023/04/19

自家製お茶づくり

こんなお茶をつくった。左が材料。

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わかるだろうか。この黄色のお茶。そう、キハダだ。キハダの樹皮を砕いてを煎じたもの。

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こんな感じ。水は、多分1・5リットルぐらい入れたから、ちょっと多すぎて味が薄くなるかな、と思ったのだが、出来上がったのを口に含むと苦いの何の(´Д`)。。。でも、これがキハダの価値だ。苦みがキハダの特徴でもある。

実はキハダのお茶もあって、そちらはキハダの葉などを利用する。そちらもほろ苦くはあるが、その苦みが癖になるとも言える。が、キハダの本丸とも言える樹皮は……ベルベリンをたっぷり含んだ整腸剤になる、そう。

そこで当分キハダの煎汁をお茶として飲んでみようと思う。まずは胃薬をこの茶で飲む (゚o゚;) 。。。

乾燥させたキハダの樹皮は頂き物だが、最初はその独特の風合いが気に入って部屋のインテリアぽく飾っていた。しかし、いつまでも置いておくと効力?が落ちるかも、と案じて、やっぱり今のうちに本来の使い道をしようと思ったから。

ベルベリンは、腸の蠕動を緩めたり、腸内の腐敗や異常発酵をおさえる作用があるので下痢止めなどに使われる。修験道者の飛躍・陀羅尼助丸の主成分でもある。そして目薬にも使えるという。陀羅尼助を目にねじ込むのか?

もちろん、現在はそんな使い方を推奨されていないが、かつては目薬用陀羅尼助も売っていたらしいよ。ヤニ目やカスミ目にキハダの煎汁を垂らしたのだそう。ほか腫れ物、切り傷、火傷などにも効いた、とされる。もっとも、より実用的なのは、眠気止め。修行者など修行中の坊さんがこっそり使っていたらしい。

私は、当面毎日飲んで胃腸を整える。そして……また強いジンを飲む(笑)。

 

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