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森と林業と田舎の本

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2023/08/01

興福寺で特殊伐採

奈良公園を歩いた。暑い。今日の奈良は、おそらく38度超え。青空だし。

とはいえ、観光客はそこそこいる。やっぱり外国語が聞こえる。

そこで興福寺の五重塔。今夏より大修理が始まり、何年かは工事足場で包まれるのだが、まだ塔の上部は見えている。その周辺で働く人々がいた。なんとマツの大木の伐採をしていた。それも釣り伐り。いわゆる特殊伐採だ。全部伐り除くのか、大枝だけを切り落とすのか、まだわからない。いずれにしても、寺社の多い奈良では、こんな仕事が増えているようだ。

写真のマツの大枝には、立っている人物が移っている。知り合いかな、とも思ったが、近づけないし、顔をこちらに向けていないのでわからなかった。これは五重塔とは関係なく、危険だから伐るのだろうか。炎天下、ご苦労さまです。観光客も、五重塔は見づらいから、伐採見学をしている人が多かった(笑)。

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なお、暑さから逃げる場所として、地下通路がある。

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シカも、地下に入って、水を飲んでいた。外は暑いよ……。メスの若シカのよう。

それにしても痩せている。夏バテではなく、シカにとって夏越しは結構大変なのだ。葉っぱがいっぱいで食べるものに困らないように思えるが、実は餌となるものが少ないようだ。クマなどとは違って植物性のものなら何でも食べるが、夏の葉はあまり美味しくないらしい。暑くて観光客が少なければ、鹿せんべいももらえなくなるし。今、せんべいを持って公園をうろつけば、持てること間違いなし(シカに)。

夏の奈良公園、穴場ですぜ。皆さん、どうぞ。

 

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ナラシカ・動物・獣害」カテゴリの記事

コメント

興福寺で松の木を伐採していた者です。
ブログに投稿してもらえて幸いです。
この日はかなりの暑さで、樹上で熱中症になりました。私は熱中症になりかけると両手が痙攣してきますから、すぐに分かり速攻で木から降りました。
基本的に真夏は特殊伐採はしないのですが、最近は依頼が多くて、ありがたいやら、辛いやらです。
今回は松7本、ケヤキ1本、クス1本を根本まで伐採しました。超大型の200tクレーン?を設置する為だとかで、基本的に根本は地面スレスレで切るとのことで、特殊伐採より根本を切る方が大変でしたよ!
株に土、小石、泥が混じっていて、まいりました。
カーバイトチップソーチェーンと、通常のソーチェーンを使いながら、四苦八苦して、やっと終わりました。
早く涼しくなって欲しいと思う今日この頃です。

なんと!ご本人が登場されましたか。あの炎天下、ご苦労さまでした。たしかに熱中症になってもおかしくない危険な暑さです。

最近は、アチコチで特殊伐採を見かけます。木が育ちすぎて、そんな時期になったのでしょう。しかし、あれらの木を全部根元から伐ったのですか。クレーンを設置というのは五重塔工事のためでしょうね。
あれだけの大木だから、伐った木を何かに以下してほしいものです。寺はどんな方針なんでしょう。

リコメントありがとうございます。
五重の塔の素屋根修理の為に、根本を通常より低く切って、クレーンの設置の為の鋼材か基礎を造るそうだと聞きました。
クレーンの前にある藤棚の藤は再利用するみたいですが、その他の樹木は多分チップにするのだと思います。
作業関係者なので、これ以上は口外できないので、ご容赦下さい。

ありがとうございます。

私が伐木の使い道にこだわるのは、金本堂を建てる際にアフリカから巨木を何十本も取り寄せたからです。これらは違法伐採の可能性が高いものです。
巨木が必要なら、境内の木を使え、というのが私の気持ちですね。

同感です。日本には輸入せずとも古来からの杉、桧、ヒバなどの超優良材があります。それらを使わずして、日本の林業の活性化や復興などはあり得ないと、常々思っております。

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