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森と林業の本

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2023/08/16

ヒツジとヤギ。どっちが有用?

台風一過。晴れた。昨日は、家から一歩も出られなかった。とはいえ、幸い生駒山はそんなに荒れていない。

ちょうど帰省していた娘が東京に帰る日なので、ランチに生駒山のスリランカ・レストラン「ラッキーガーデン」に行く。

ここのヒツジエリアと呼ぶ野外カフェテリアでカレープレートを食した。このエリア、以前は棚田だったが耕作放棄されたのでヒツジの牧場に変えられたのだが、だんだんバナナやパパイヤが植えられてスリランカの村落化しているよ。

で、そこで見たのは、ヤギである……。ヒツジではなくヤギ。まあ、ヤギは山羊と書くように山のヒツジなのかもしれんが。。。

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以前はヒツジを3頭飼っていたヒツジ牧場で、そこにカフェテリアを作ったので「ヒツジエリア」と呼ぶようになったのに、今はヤギばかり。ヤギは牧場というより周辺の雑地に点在している。ヒツジはというと、とうとう全部お亡くなりになったのだ。

その代わりににヤギを導入したのである。ヤギはヒツジより身体が強く、崖を登り、草は根っこまで何でも食べる。世界的な家畜なのである。ただヒツジは肉と羊毛という2大資源を生み出して有用だが、ヤギはそこまでいかない。毛や皮はあまり使わず、肉も乳も癖があるので万人受けしない(私はヤギの乳のチーズが好きだが)。また荷物を運んだり車を曳いたり人を乗せたりもできない。田畑も耕さない。まあヒツジより愛想はある気がする。無表情のヒツジより人に懐く。

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ここで野生動物が家畜になる過程を考えてしまう。ウシ、ウマ、ブタ、ロバ、ヒツジ、ラクダ……など家畜になる動物は、人に役に立つことが大前提だ。肉や乳、毛、皮革などが有用であるほか、役用になる。イヌなども狩猟を手伝ったりするから役用。ネコは、最初はネズミなど人間に害をなす動物を獲ってくれる役用があったけど、もう今はほぼ放棄して愛玩になってしまった。(家禽は外したが、卵や羽毛も有用。)
ヤギもかろうじて有用ではあるが、体格は小型だし、愛玩になるほど愛想を振りまかないし、なんとなく中途半端なのかなあ(笑)。

ヒツジとヤギ、どちらが家畜として進歩しているのだろうか?

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ラッキーガーデンのランチ。

……さて、台風一過のはずが、静岡で豪雨とかで新幹線が止まる。娘は帰れない(笑)。

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コメント

唐突ですが、以前話題のあった、万沢林業に関する資料を見つけましたので、ご案内します。

ギガファイル便
https://xgf.nu/aEDtB

万沢林業の資料、ありがとうございます。これの掲載紙は何ですか?
やはり詳しく研究されていたんですね。こうした知見を消すことなく現代につなげてほしかった。

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