杭の上の生態系
不定期にやっている連載? 「切り株の上の生態系」。今回は、ちょいと違うが、「杭の上の生態系」である。
これは、い生駒山の某森林公園なのだが、木道が作られていて、それを支える杭が並ぶ。おそらくスギ小丸太ぽい杭だが、耐腐処理をしているのかいないのか。ただ年月とともに杭の上部、木口部分に腐食が進む。
ちょうど、この一帯には、上にツバキが繁っていた。その実が杭の上に落ちるのだろう。
まだ実が青い。
実が茶色になるほど時間が経ったか。腐った窪みに実がめり込んだよう。
いよいよコケが茂り、落葉が乗り、一部に草が生えている。杭の上に植物が繁り始めた模様。
もはや完全に杭の上に生態系ができたような……シダのジャングルになっておりました。
この先、どこまで育つのか。また観察しに行こう。
« 「らんまん」に描かれる台湾原住民の神話 | トップページ | 鹿児島に林業大学校? »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 足立美術館の庭園(2023.12.06)
- 林業界のエコーチェンバー(2023.11.23)
- ニューギニアで噴火したウラウン火山を訪ねた記憶(2023.11.20)
- 「切り株の上の生態系」の遷移(2023.11.19)
- 車検の日に5時間歩いて見たものは(2023.11.13)
「生駒山中・身近な自然」カテゴリの記事
- 生駒山は野生動物の楽園?(2023.12.03)
- 平城宮跡おぎの美術館(2023.11.25)
- ミカンジュース・ブレンダー(2023.11.22)
- 予期せぬ収穫物(2023.11.04)
- 柿プリンづくり(2023.11.03)
コメント