三つの矢伝承から邪馬台国へ
大和郡山には、3つの矢の伝説がある。ニギハヤヒノミコトが射た3本の矢が落ちたところに塚があるのだ。
どれも田んぼの中。だから矢田(^-^)/ 。しかも三之矢塚は、邪馬台国の地に選ばれた。昔から「みやどこ(宮所?)」と呼ばれていたという。
一之矢塚
一の塚は、何やら雑草が生い茂っていたが、二、三の塚にはサカキらしき木が植えられている。これは後世の人が石標を建てる際に、神聖な木として植えたのだろう。サカキは榊と書くように神の木である。一はどうした? 周りが水田だから土地争いでもあったわけではあるまいな。
このあたり一帯の地名も矢田。やはり矢田一族の根拠地だったのだろう。
ちなみにニギハヤヒは、生駒の豪族ナガスネノヒコの妹を娶ったにもかかわらず、自分の弟カムイワレノヒコ(後の神武天皇)が襲来すると、裏切ってナガスネヒコを暗殺した男だからなあ。生駒各地に祀られているが、釈然としない。
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