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森と林業の本

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2023/10/24

ツル植物の自立?末路?

奥山に入って巨樹に巻きついていたツル植物。

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なんで、根元が二股に分かれているのだろう。

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上部で合体して、巨樹に巻きついている。しかし、根元には巻きつく木がなかった。それなのに伸びて、合体できるのだろうか。こうした状況になるまでの木々の生態を想像してしまう。

これ、もしかして、2本のツル植物(フジだろうか)が1本の木に巻きつき、お互いグルグルと締めつけている最中に母樹(というのかどうか)は枯れてしまったのではないか。そしてツル植物だけが残り、そのまま伸びて隣の木につかみかかった……ように見える。

ツル植物は、自信は直立できずにほかの樹木に巻きついて上に伸びていくものだが、ここまで太くなったら自立するわけだ。

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こんな木もあった。これは見事、巻きついていた木が枯れて、ラセン上になったツルだけが残された様子。でも、高さ5メートル以上はあるし、もはや樹木と呼んでよいのかもしれない。

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