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森と林業と田舎の本

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2023/10/05

木の歴史を推理する

その木が、どんな境遇で育ったのか。ぞんな人生ならぬ木生を歩んだのか。樹木の形や生長度、傷、あるいは周辺の地形や植物などを見て推理するのは、ホームズごっこみたいなものだ(^o^)。

昨日まで歩いてきた森の木々のいくつかを紹介しよう。

Dsc02613

この木の幹はどこ?  きっと何十年か前に風で倒伏しかけたのではないか。ただし根っこは踏ん張って地面につく前に止まった。さて、そこからだ。たまたま上を向いた枝なのか、それとも倒れてから芽吹いた枝が、幹の代わりに天を向いて伸びて太くなった。もっとも二股になっておるな。そこでもともとの梢も負けずに天の方向に曲げて伸び始める。

とまあ、そんな想像をするのは楽しい。

Dsc02622

これは、よく根元を見てほしいのだが、二股に分かれて幹の真下は空洞? 宙に浮いているかのような生え方をしている。

もしかして、これは倒木更新をしたのかもしれない。倒木の上に落ちた種子が腐ってきた倒木の樹皮や苔に芽吹く。根を伸ばし生長する。根はたまたま二方向に伸びたので二股のようになり、腐った倒木から本物の地面に落ちるほど伸びて土の中にも根を張る。そして太くなる。
その頃、倒木はどんどん腐り、雨風や雪に流れて崩れて形をなくす。やがて倒木の表面に伸びていた根を残して消滅する。おかげで根が宙を伸びたようになる。

という風に形成されたのではないかと想像してみた。いや、ほかの可能性もあるかな。

もし木の太さから樹齢を読み取れば、さらに新たな歴史がわかるかもしれない。

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