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森と林業と田舎の本

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2023/11/30

たたら場に来た

昨日から島根県を訪れている。

まずは雲南市吉田。山間の集落かと思わせて、ある路地を曲がると、土蔵群の連なるびっくりの世界が広がっていた。

さらに少し離れた谷に「もののけ姫」の舞台モデルにもなったたたら場があった。

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菅谷のたたら場。この屋根をアシタカも走ったのか……とか(^-^)。

驚いたのは、こけらから柱まで栗材だというのだ。百数十年前には栗が豊富だったのか。

そして天井。梁には土壁が塗られていた。木炭で1000度以上に炉の温度を上げて、砂鉄を溶かす際に燃えないようにだろう。

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こうした木造建築もある。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

雲南へようこそ。
こけらまで栗材だったとは!というより栗のコケラなるものの存在をはじめて知りました。興味深いです。石見地方西部では見渡せる全山ほぼ栗だったという谷の話も聞きますが、出雲地方ではどうだったんだろうと。
山内の話は学者・ジャーナリスト方面から、もっと踏み込んでもらいたいものです。さまざまな期待をこめて。

雲南の方ですか。雲南省と間違えそうでした(^^;)。
期せずして、たたらの勉強をさせていただきました。鉄と樹木の関係については、もっと考察を深めるべきでしょうね。

はい、雲南市民です。コメント返信おそれいります。
雲南市は平成の合併で生まれた自治体名称で、地元では日常使うことはまれ。ふだんは旧市町村名でことたりますし、雲南では広すぎるのです。
中国(地方)の雲南(市)なので、たしかにまぎらわしい。「九州です」「東北です」とはいいますが、「中国です」とは言いません。が、雲南ですとはよくいいますね。
もともと市域というより、雲州(出雲地方)の南部をさすものだったからでしょうか。雲州もchinaの州ですからさらに紛らわしく、県庁所在地の松江もchinaから。出雲がいつから出雲であったか問題もあって、仕方ありません。

鉄と木材(樹木)。深い深いことと思います。環境生態学的にもなにかあるような。
また、鉄も木材も、素材生産だけに注目が傾きすぎと思います。それで、なにをだれがどうつくり、どこへどうやってうり、どんな人たちが使ってきたのか。昔と今と。
昔をみていくと、いまが見えてきそうでおもしろく、深いです。

山陰のたたら製鉄にしろ、木材・木炭にしろ、マテリアルですね。製品・商品ではない。
日本刀など刃物も、建材や家具もつくっていない。そこが弱かったところだと思います。
また技術も非常に緻密なのですが、職人の技になってしまって汎用性がない。

今は日本中が同じことになっているように感じました。売れるものづくりができなくなった。

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