ならまちの無人本屋
ならまちは、奈良市の繁華街であるJR奈良駅からと近鉄奈良駅前にかけての地区から少し南より、古い江戸時代の町家が多く残る地区だ。
今ではおしゃれな店も増えて、昼間は観光客も賑わう。みんな一癖ありそうな品揃いの店が多い。それでいて、若者がつくったカフェや、多国籍料理と伝統的な和食の店が混在する。
ところが、少し路地に入ると静かな昔ながらの暮らしが続く。夜は、このとおり人気がない。
そんな夜の街を歩いてみた。
なかなか、いい雰囲気。
そして入った店。ここは無人古本屋「ふうせんかずら」だ。ID番号を打ち込んで入り、本を物色してカードで支払い、無人カフェで読書できる(お茶は一杯無料)という趣向だ。無人だから人件費をギリギリまで落とせるし、本を売ることと、カフェでくつろぎ読書を楽しむこと。この空間を売る商売だ。
先日紹介した啓林堂書店の「書院」読書コーナーと通じる発想かもしれない。奈良から新たな試みが次々と行われているのは楽しい。
書店というビジネスモデルも、新たな挑戦が必要な時代である。
ちなみに、私が滞在中は、ほかに誰もこなかった(^_^) 。いや、それが快適だったりして。こんな店か我が家の近くにあったらよいのだが。ならまちに三畳間の部屋を借りて、しばらく住んでみたいと思ったのであった。
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