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森と林業の本

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2023/12/23

干された溜め池の生態系

某所を散歩。

そこで改めて,奈良には溜め池が多いことに気付いた。内陸で河川が少ないからだろうか。おかげで溜め池に一つの生態系が生まれている。今では貴重な淡水魚が発見されたり、なかには形態変化を起こした種もある。また溜め池の水を求めて渡り鳥なども集まる。ため池生態系という研究分野があるほどだ。

そこで見かけた池。

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水が抜かれて干されている。これって、わざと水を抜いたのか、それとも降水量が少なくて干し上がったのか。最近は、「池の水、全部抜く」というのが流行っているが……。かいぼりと言って、水を抜いて池の魚を取る漁法もある。あるいは池の底の泥を肥料にするため採取する農法もあった。(今はやっているかなあ。。。)

が、水がなくても泥の中に生態系はあるはずだ。魚の中には、こっそり隠れているのがいるはずだ。貝がじっと耐えているかもしれない。水生昆虫は卵で温存されているのか。亀はどこかに行った?

いっそ干された溜め池の生態学という分野をつくったらどうだ。新たな競争相手のいない分野にならないだろうか。ブルーオーシャンならぬ、ブルーポンド?かも。ドライドポンド・エコロジー?

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水が残ったところにシロサギ。2羽ではないよ。

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