オーバーツーリズム対策!「パラオの誓約書」
コロナ禍が明けて、またもや日本各地にオーバーツーリズムが発生している。
そもそも日本だけでなく、世界的規模で起きていることだ。日本は、まだましな方という。
とはいえ京都などは駅前から渋滞がずっと続く。まあ、危機的な財政赤字を抱えているのだから、それで儲けたらいいじゃん、と思わぬでもないのだが……。ちなみに奈良は、適正規模の観光客増加だよ。いらっしゃい(笑)。
さて、そんな対策に見習いたいのが太平洋のパラオ共和国だ。日本の委任統治領だったこともあり、太平洋戦争の激戦地を多数抱えている。
同時に現在はダイビングなどのスポットとして人気。
ただ、この国の入国審査には、こんなものがある。
環境を汚さないと誓った人だけ入国可能に。パラオの世界初となる観光政策
世界初の環境保護誓約「パラオ・プレッジ(Palau Pledge)」を制定したのだ。観光客が入国する際、パラオの子供たちと将来の世代のパラオ人のために、島内で生態学的および文化的に責任ある行動をとるというパスポート誓約書に署名する必要がある。そしてパスポートにスタンプが押されて、ようやく入国できる仕組みだそう。
この誓約書には、11個のチェックリストがある。たとえば「果物や植物を採らないこと」、「海洋生物に餌を与えないこと」、さらに「地元のビジネスやコミュニティをサポートすること」、「現地の文化や人について学ぶこと」といった事項だ。違反すると罰金も課されるとか。
おもしれえ。実際に取り締まりは可能かどうかは別として、入国時の心構えとして大切なのではないだろうか。
« 先駆者・ヤスキチ・ムラカミと湯浅年子 | トップページ | ならまちの無人本屋 »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 日本環境法律家連盟とメガソーラー(2024.12.04)
- 見飽きた?ハニワから森を考える(2024.11.29)
- スター・ウォーズに学ぶ甘美な暗黒感情(2024.11.18)
- 古墳の植生遷移(2024.11.17)
- 高知の鰹はどこから来る?(2024.11.10)
コメント