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森と林業と田舎の本

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2024/01/28

人の道から外れて獣道を歩む

久しぶりに山に入った。もちろん道のないところ。ただし予定のルートから外れるのではなく、最初から狙う。

頭の中の地図で、まだ歩いていない地域はどこか検索する。この山道は歩いたな、あの尾根の向こうはまだか。その向こうの谷は分け入っていない。そう考えて、だいたいの進む方向を決める。もちろんルートそのものは、その場の判断。道がないのだから。

進入起点を決めて、山に分け入った。ブッシュもあるが、かき分けてばかりでは無理が出るので、やはり歩きやすい木々の間を選ぶ。すると、そこには杭が打ってあったり、お菓子のゴミや空き缶が落ちていたりする。以前、人が入っているのだろう。

それでは面白くない。そこで道を……道はないが、人の痕跡から逸れる。が、やはりブッシュは通りにくい。そこで獣道に目をつける。人の道から外れて獣道を進むわけだ。

さて,その奥に何があるか。どこにたどり着くか。

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こんな岩の隙間から生えた木を見つけた。わりと太い。

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急斜面を下りると、急に平坦に……と思ったら、ため池の痕跡があった。ということは人為的につくられたものなのか? 周りに道はまったくないから太古の昔、は大げさだが、数十年前の遺跡かもしれない。それともたまたま窪みに雨水がたまったのかもしれぬ。
今は泥沼となって、イノシシのぬた場になっている。ものすごい足跡と毛の痕まで残る泥。

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さらに行くと、なんと砂防ダムが。さすがにこれは人がつくったのは間違いないが……。意外なところで土木工事は行われている。

ダム湖はわりと深そうだ。ここを超えるのは足を濡らす覚悟をして、飛び下りる。そしてよじ登るのだが……これがきつい。筋力落ちたなあ(泣)。昔なら、ヒョイと登った段差1・3メートルほどがヒイヒイ言わねば登れぬ。

ともあれ、多少濡れながらも登って対岸のブッシュをかき分ける。一度道に出たが、その道は歩まず、すぐに奥の森に入る。

いよいよ見知らぬ谷に迷い込む……なんだか犬の鳴き声が聞こえるが……。
がむしゃらにブッシュの斜面を登った。ササになっているから、かき分けるのもきつい。

そして……たどり着いたよ。カフェ。

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こんな大型犬(グレート・ピレニーズ)がいるカフェ。これが未踏の森を超えた先にある世界であったか。

せっかくだから、一杯お茶する。そして、犬と遊ぶ。

人懐こいねえ。なでると気持ちいい。抱きしめてしまった。ああ、快感。これが人の道を外れて獣道を歩んだ、ご褒美であった。

 

 

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