無料ブログはココログ

森と林業の本

« Y!ニュース「被災地と支援基地が重なる富山……」を書いた裏事情 | トップページ | 美の壺で「木桶」 »

2024/02/08

能登の珪藻土鉱山はどうなる?

氷見で聞いた話で、私の心に引っかかった一つ。それは能登半島先端の珠洲にある珪藻土鉱山が、ほとんど崩れてしまったという話だ。

珪藻土は日本全国にあるが、能登半島は日本最大の層があるという。能登半島の半分以上は珪藻土でできている?とも。
その珪藻土は、掘り出して焼いてつくった代表的な商品が七輪だ。とくに土を切り出したまま作り出される切り出し七輪は、珠洲の名産。

実は、私は珪藻土の鉱山という点で興味があった。以前、雑誌で読んで憧れていたのだ。妙な言い方だが、金銀銅、あるいは鉄などのメジャーな鉱山ではなく、マイナーな産物の鉱山に興味がある。

これまでも機会があれば訪れたことがあるのは、砥石だとか陶土、長石、また朱(二酸化水銀)、マンガン鉱なんてのがある。そういや人形峠も訪れたな。ウラン鉱石はなかったが。それに石灰石鉱山は、洞窟を壊すから嫌いだ……。

2_20240208122901

151

その延長線に珪藻土鉱山があったのだが、それが今もしっかり残るのが能登半島であった。

それが崩れたのか。ああ、切り出し七輪買っておけばよかったかな。あれ、一時は物色したのだが、結構値が張るし、その割りにはいつ使うんだという自制心もあって諦めていた。

866001_900x_20240208125301

と思って検索してみたら、メーカーの一つが、こんなクラウドファンディングをしていた。

これは今回の震災ではなく、昨年春の地震で崩れた際のもの。また鉱山というよりも、七輪成形の工場再建のようではある……。これが成就する前に、また地震にあったわけだ。
ここに写っている鉱山(写真引用)は、無事なのか。話に聞いたところでは、全部崩れたというのだが。工場は再建できて発掘現場が崩れたら、なかなか修復は厳しいだろう。

ほかの鉱山・工場もどうしているのだろうね。

森林ではないが、自然資源である。

« Y!ニュース「被災地と支援基地が重なる富山……」を書いた裏事情 | トップページ | 美の壺で「木桶」 »

森林活用(茶・蜂蜜・山菜…樹木葬)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Y!ニュース「被災地と支援基地が重なる富山……」を書いた裏事情 | トップページ | 美の壺で「木桶」 »

October 2024
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

森と筆者の関連リンク先