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森と林業と田舎の本

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2024/02/11

腐らなかった木棺~富雄丸山古墳

富雄丸山古墳の発掘が再開された。

未盗掘で、昨年の発掘では、波打つような形をした超長い鉄の剣「蛇行剣」や、盾の形をした国内最大級の青銅製の鏡などが発見されたが、いよいよ二次発掘が始まったのだ。そして早くも大きな成果が出た。それは木棺が出土したのだ。それもほとんど無傷。木の埋葬品は、たいてい腐って姿を消しているものだけど、今回は完全な形で出土している。(これ、あまり全国ニュースで報道されていないように思うが、どうなんだろう? 地元では、それなりに大きな扱いなのだが。)

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奈良 貴重な発見相次ぐ富雄丸山古墳 蛇行剣や鏡の次は何が?

長さ5・3m、直径64~70センチの木棺が奇跡的に残っていたことが類例のない大発見だが、なぜ腐らなかった?

棺内に金属反応があるので、銅鏡が入っているのではないかというが、その銅イオンが木棺に広がったという説もあるが、どうかなあ。むしろ棺が粘土に完璧に覆われていたからではないか? 土と水分の性質は何だったのだ? そんな想像をするのも楽しい。

木だって、条件次第で腐らない。

ちなみに動物の遺体だって、土中に埋めるとなかなか腐らない。意外なようであるが、土に深く埋めると酸素がないから長く保たれるのだ。これまで、木棺が腐っていたのは盗掘にあったため、空気に触れてしまったのではないか。
土葬した人間を1年後に掘り返すと、生きたような姿形だった……という事例もあって、それがゾンビ伝説とかドラキュラ伝説を生み出したとも言われる。

未盗掘のこの木棺も、中から1600年前の生きていたままの顔、姿形の遺体が現れたら……それは、ちょっと怖い(笑)。

 

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