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森と林業の本

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2024/02/05

RF1の惣菜に国産割り箸

おお、波が来たのか。大波か小波か。

と思わせたのが、RF1(アール・エフ・ワン)の割り箸が国産に、それも吉野割り箸に切り替わったニュース。

間伐材・端材使用の国産割り箸に切り替え、森林保全や産業活性化に貢献

株式会社ロック・フィールド(代表取締役社長:古塚孝志、本社:神戸市)は、店頭で取り扱う割り箸について、一部店舗を除く全店で、2024年2月1日より国産の間伐材や端材を使用した割り箸へ切り替えるとともに、有料化【11円(税込み)/1膳】を開始いたします。当社の環境方針に基づく活動の一環として、カーボンニュートラルを見据えた国産割り箸の利活用と新たな環境配慮活動を実施し、持続可能な社会づくりへの貢献を進めてまいります。

*売上金の一部は日本の森林(環境)保全や4R推進など環境配慮活動に使用します。

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ロック・フィールドという会社は、「RF1」の店名で百貨店などの惣菜売り場を出している。ちょっと高級感のある惣菜で、お値段も若干お高めだが、評判はよい。

実はこの会社、大昔になるが、取材したことがある。取材したのは誰だったか、わりと幹部社員だったと思うが、当時も誇り高かった。自慢というのではないが、絶対の品質を誇っていた。

ところで、このニュースを追っていると、当社は2022年6月より「RF1(アール・エフ・ワン)」ブランドの一部店舗で国産割り箸の使用を開始しました。

とある。あれ? 2年前から国産にしてたの? 使用する店舗を拡大したということか。それと、やはり有料にしたことが大きいのだろう。

1膳で11円……やはり高いな(^^;)。吉野ヒノキや、北海道のトドマツの割り箸らしい。高級惣菜には、高級割り箸で、か。もっとも吉野杉ではない。スギの割り箸は、量産が無理なのかもしれない。

輸入品から国産品に切り替えることで、国内資源を有効活用するとともに、年間を通じた安定的な使用によって国産割り箸産業の活性化にも貢献します。また、海外からの輸送時に発生するCO2が削減できるほか、箸袋も紙製に切り替えることで、割り箸単体におけるプラスチック使用量もゼロにします。

割り箸にすること、紙製にすることを、環境に優しいと謳う時代が来たことは感慨深い。また割り箸の林業振興を謳っている。これも、かつてない視点だろう。
かつて、割り箸止めてプラスチック箸にしたら環境に優しいと言われて頭に血が上っていたのだ。

割り箸時代の到来である。(と、信じたい。)

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