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森と林業の本

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2024/02/01

混交林の前にタラの芽!

奈良県では、混交林誘導時整備事業が行われている。

簡単に言えば、放棄林など整備不良の人工林を中心に、針広混交林に誘導していく計画だ。将来的には、さらに恒続林に仕立てる構想だが、とにかくスギやヒノキの人工林に広葉樹を育てなくてはならない。これが難しい、というか、技術を開発中なのであるが……。

その研究の実験地の一つである川上村の山を訪れた。急坂続きの奥地で、標高も1000メートルを超えているだろう。

今日は生暖かい天候だから、となめていたら、しっかり雪が積もっていた(゚д゚)。。。

とにかく、スギ林を切り開いて、広葉樹の苗を植えるとともに外からどんな草木の種子が入ってきて育つか実験しているわけだが。想定外の状況が起きていた。

20240201-144850

もやもやと生えている木が何かわかるかな。冬なので葉は落ちているが……タラの木なのだ。それこそ林立というか、雨後の筍というか、植樹もしていないタラが一面生えてきた。植えた苗以外にも、ミズナラなどさまざまな広葉樹らしき木も生えていたが、圧倒的にタラ。

なぜ、この地にタラがこれほど育つのかわからない。近くに母樹があるのか。よほど土質が合ったのか。もし、この地がタラの生育に適しているのなら、もっと切り開いてタラ畑にできないだろうか。

これはタラの芽が出る季節が楽しみだね……。もっとも伸びすぎて高さが3メートルを超えているので、芽の部分を収穫するのは大変だろうが。

しかし、もはや何十年に一回か木材を収穫より、毎年タラの芽を収穫する方が利益は大きいのではないか。もっとも、標高が高いと芽が出るのも遅くなる。山菜はハシリが季節感を先取りする人気で値を高くして売れるのだが。

いっそ、早春に芽の部分を刈り取って、平地の温室でふかし栽培するという手もあるなあ。これは安定出荷できて儲かる。

とまあ、実験地であることを忘れて算段してしまったのであった。タラをこのまま残して混交林化できるのか?

 

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