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森と林業の本

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2024/02/03

国産サカキに能登を思い浮かべる

たまに行く産直系のお店で見かけた国産サカキの売り場。どうやら和歌山県(田辺市)竜神村産らしい。

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サカキと言えば、神事に欠かせない植物の葉だ。漢字も榊、神の木である。 (東日本はヒサカキになる。)

だが、今や日本のサカキ需要の90~95%は中国産。中国は日本のためだけにサカキをつくっているという。中国でサカキは神の木ではないからである。皮肉だなあ。日本独特の神事に使う植物が中国産とは……。

ただ輸入にかかる時間を考えても中国産サカキは長持ちしない。一瞬の神事で終わるから気にしないのか、萎びていても目をつぶっているのか。
それだけに国産サカキは人気が高く、値も高い。

実は林産物としても有望だ。とくに西日本は照葉樹の森が広がっている。放置しても生えてくる。手入れもたいして入らない。病害虫も少ない。シカ害は……あるかな(^^;)。でも栽培すれば、柵もつくれる。なにしろ軽くて収穫は楽だし、照葉樹だから年中出荷可能。一方で花卉より日持ちするし、季節感はあまりない。そして値は年々上がっている。山菜、たとえばタラの芽以上に有望ではないか?

ただ樹木だけに果樹なみに植えて数年は待たないといけない。葉の収穫は簡単だが、それを神事用にパッケージするのは若干の技術と手間が要りそう。それをクリアすれば新林業になるかも。

国産産地を調べると、和歌山県が過半を占めていて、ほかは鹿児島県などだった。だが、新興産地もある。

それが能登だった。能登サカキは売り出し中なのだ。最初は山取りだったが、最近は栽培も始めているらしい。今は雪の下だろうか。出荷シーズンは、やはり春以降だから、今年も震災を乗り越えて出荷できると思いたい。

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