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森と林業と田舎の本

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2024/03/03

宮崎県で、盗伐案件で逮捕者出る

こんな新聞記事が届いた。

Img_3445

宮崎県日南市と言えば飫肥杉の産地だが、そこで盗伐容疑で逮捕者が出た。

それが何? と思うが、これは驚くべきことだ。今まで何十件、何百件もの盗伐被害があったのに、まったく宮崎県警は動かなかった。それどころかもみ消すべく動いていた。被害届を受理しない、示談を(警官が)勧める、加害者の肩を持つ、供述調書の偽造、事件発生日の捏造で時効に持ち込む……など凄まじい事例ばかりが並ぶ。

それを逮捕したって? (このことに驚くのもどうかと思うが。)これまで逮捕者が出たのは、国会議員が現場を訪ねて国会で問題にしたり、自民党が動いた時だけなのに。今回はその様子が見えない。

まだ立件するのかどうかわからないし、あるいは検察に行ってから起訴猶予にする可能性もあるが、とりあえず逮捕したというだけで驚く。

拙著『盗伐 林業現場からの警鐘』では「仕事をしたくない警察」という章も設けた。それなのに、宮崎県、どうした? と逆に問いたい(笑)。いきなりマジメに仕事されても。

Photo_20240303142101

この社長の会社を調べてみた。すると求人サイトがヒット。

蛯原電気工業、という社名の通り
弊社は電気工事を営んでいる会社ですが
2018年に林業事業に参入しました。
今までは「林業なんて儲からない」
が当たり前でしたが、
数年前から木材を電力会社が
燃料として買い取ってくれるようになり
今、宮崎の林業界は常に人手不足となっています

なんと、林業参入は最近で、最初からバイオマス燃料にするつもりらしい。用材として利用するなんて考えていない。林業の素人なのか。そもそも参入したのは、盗伐業界か。
伐る山があるのかどうかも考えずに参入したのではなかろうか。ほかにも郵便局長が参入したという話を聞いたこともあるが、宮崎県では林業は「まだ」儲かると思っているのだろう。

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コメント

盗伐してもそれを購入、換金するところがないと、と疑問だったのですがバイオマス燃料ですか。
最近、たまたま見つけたバイオマス関連で
DBFC実用化に期待 電気新聞 2023/9/22
電力中央研究所が現在取り組んでいる、ダイレクトバイオマス燃料電池(DBFC)の話が。
これまでのように水を木材で水蒸気にして発電するのではなく、木材から直接ガスを発生させて燃料電池に。
発電装置がコンパクトになるとかで、期待したいのですが、これが流行したら日本全国盗伐天国?

バイオマス発電所だけでなく、製材所も木材市場もみんな買いますよ。宮崎では。盗伐のぐるですから。

バイオマス発電所だけでなく、製材所も木材市場もみんな買いますよ。宮崎では。盗伐のぐるですから。

盗伐天国、宮崎県
どげんかせんといかん
そのまんま宮崎県警?

昨年末、盗伐の被害に遇い、色々と調べていくうちにこのブログにたどり着きました。
誤伐だと主張する業者、ずさんな伐採届を受付た市役所、被害届を受理しない警察と日々戦っています。
その中で、この記事は私たちにとってとても励みになります。

まだまだ盗伐被害者は増えていますね。

こうした実態を『盗伐 林業現場からの警鐘』としてまとめました。4月2日には書店に並ぶはずです。もちろんAmazonなとネット書店にも。
ぜひ手にとってください。実態は闇の中ですが、少しでも暴いていきたい。

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