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森と林業の本

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2024/03/16

見慣れぬ“野草”がいっぱい

我が家の近くに矢田丘陵があるのだが、その遊歩道を歩いていて、ふと目に止まった草木。

4_20240315172201

これは……どう見ても園芸品種のコニファーだ。いや、コニファーとは園芸用に品種改良された針葉樹といってよく、種類はゴマンとある。これがそのうちのどれに当たるのかわからない。ただ葉は、ヒノキに近く、裏表がないからコノテガシワみたいな種であった。

種子が飛んできて、勝手に野生化するような種ではない。おそらく誰か植えたのだろう。自宅のコニファーが邪魔になって、でも捨てるに忍びなく山に勝手に移植?

しかし、イカンだろう。外来種だどうだという以前に野山に似合わない。園芸品種は人が世話をしないと育たないとよく言われるが,中には強い種もあるからどうなるかわからない。まあ、こんなきれいな姿を保てるとは言えないが、意外や大きくたくましく育ったりして。その花粉が、周辺のスギやヒノキと交配する? まあ、そんな可能性は超低いだろうな。

引き抜いて我が家に持って帰ろうかな、とも思ったが、すでにひっかり根付いていたので止めといた。

そして、しばらく歩くと、こんな草木を見つけた。

5_20240315172801

これは名前が全然浮かばない。が、何か日本の野草ぽくない。これも園芸品種に近いのがあったような気がする。周辺に同じ草はなく、一カ所だけで繁茂していた。

さらにササ刈りをした後に生えていたのは、これ。

1_20240315173001

これは,もうわかる。ミントだ。しかし、ミントもいろいろ種類がありましてえ。スペアミント系かなあ。非常に強くて繁茂するから、脅威でもある。ミント・テロという言葉もあるほどだ。

春の野山は、園芸品種だらけ、ということになるかもしれない。

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