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森と林業と田舎の本

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2024/03/31

エセ屋上緑化で見た木の根っこ

大阪には、アチコチに屋上庭園を設えたビルディングがある。昨今流行りの緑化である。

たしかに日が照りつける屋上をコンクリートのまましておくと、暖房・冷房ともに光熱費がかさむし、コンクリートそのものの寿命も縮む。土に覆われていたら、適度の水分も保持するから、コンクリートの寿命を伸ばし、土壌が断熱効果をもたらして室内環境もよくするだろう。

その一つ、OCATの屋上を訪れた。

Ocat-4

まあ、こんな具合に芝生の広場と樹林が並び、一角にはレンタル家庭菜園コーナーもあった。ただし、土の地面ではなく、大きな植木鉢?プランター?であったが。ここで金を払って野菜をつくっている人がいるんだ……(^_^) (-_-;)

Ocat-3
レンタル畑コーナー。

そこで、気付いたこと。

Ocat-5

このように太い根が地面を這っている。これは何の木の根だろうか。と追いかけてみると。

Ocat-8

この木は何か名前がからない。スベスベした木肌だが……サルスベリとか(^^;)。

通常でも根が地面から剥き出しで伸びるわけではなかろう。やはり表土部分が薄くて深く伸びられないのではないか。芝生や低木ならなんとかなるが、この木は高さ2メートルぐらいにはなっていたから、根上がりしたのかもしれない。

屋上庭園やら街路樹もそうだが、人工環境で木を植える場合は、やはり木の成長に無理がかかる。昨日のエントリーのような、森林生態系を復元するつもりで厚く土を盛らないとよろしくない。最低でも、深さは1メートルはほしいところだ。でも、厚くすると土の重みで屋上の強度が問われるだろう。

屋上で自然を再生しますとか、家庭菜園を演出するのなら、もう少し本気でつくってほしい。

 

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