木材マニア向けの平城宮跡
私の散歩コース、平城宮跡。まあ、ダダッ広くて、大草原?が広がっていることも気持ちいいのだが、実はアウトドア的な活動だけでなく、インドア的楽しみ方がある。意外と気付かれていないが、各所に展示館があり、かなり見応えがある。もちろん遺跡中心に歴史的な展示が多いのだが、それとは別に見どころは、木造建築物および木質出土品。
どの展示館にも、過去の木造建築物、復原された木造建造物があって、その模型も並ぶのだ。模型といっても、高さ3~4メートルもあったり、実物大(笑)模型もある。また発掘された木質出土品や復原のための木材なども展示されているから、木材マニア向き。小さなものは木簡から、直径2メートル級の丸太まで。その大工仕事の技も見られる。
いったいいくつあるか、地図から拾ってみた。奈良文化財研究所平城宮跡資料館、遺構展示館、推定宮内省、大極殿、第一次大極殿院 復原事業情報館、東院庭園、朱雀門、平城宮いざない館、平城宮みつき館、復原遣唐使船、天平みはらし館……なんたって、文化庁に国土交通省、奈良県などが入り乱れていろいろ建てたから(笑)。しかも点在しているから、各地を順番に歩いて訪ねると、よい運動になる。
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