庭の雑草の正体
さすが春である。庭に雑草が繁りだした。ただ可愛い花を咲かせるものも多い。
みなさん、名前はわかるだろうか。
まずヒメオドリコソウ。次にムスカリ。そしてハナニラ。これらの共通点は……そう、全部外来種であること。順にヨーロッパ原産に南西アジア原産、アルゼンチン原産だ。そして園芸品種化していることだろう。こんなの植えた記憶はないのに、勝手に生えてきた。ほかにもスミレの類も咲いているが、スミレはどれが在来種でどれが外来種か区別がつかない。なおハナニラは、食用の花ニラとは別種。こちらは毒がある。美しいだけでなく、非常に繁殖力がある。
よく見ると、庭から出て街路樹の根元とか、ちょっとした石垣などにも咲いている。また季節は違うのでまだ花は咲いていないが、あきらかな外来種も目立つ。
もはや根付いたと言えるので、駆除は無理だろう。園芸品種も折り込み済みの生態系が出来上がっていくのだろうな。
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