土倉庄三郎講演会
18日、奈良の京終さろんで「山林王・土倉翁の足跡」の講演を行ったことは先に告知していた。
無事終了した。吉野林業と土倉庄三郎のCSRを中心とした内容となる。1時間30分のつもりが、1時間15分と言われて、思い切り端折りながら早口で詰め込んだのだが、結局は1時間35分くらい話したという……。多分、通常は2時間以上かける内容であった。でもギチギチに話したから聞き取れたかどうか(^^;)。
会場はこんな感じ。もうお寺の本堂そのまま(^_^) 。30人くらいしか入れないのだが、
またツイキャスで同時中継をする予定が、担当者の都合でできなかったため、急遽ビデオに収録し、後に申し込まれた人が見られるようにしたそうである。多分、そちらの方がパワーポイントの資料もよく見えてわかりやすいと思う。
再来年は豊臣秀長を主人公にした大河ドラマになることで奈良はちょっと盛り上がっているのだが、秀長が100万石の大和郡山藩城主になり大和を納めたのは晩年の一時期だけである。やはり、めざせ、大河ドラマに土倉翁!!!だろう。
これで土倉翁については一服……かと思ったが、そうではなかった。また依頼があったのである。今度は鳥取県の智頭町で開いている「智頭の山人塾」。こちらもオンラインだが、7月から始まる次回講座の2回目、8月22日に土倉翁と吉野林業について話す。19時より。
主に林業系の話題を扱う講座なのだが、そこに山林王の話を入れる。ちょっと先だが、どうなるか。乞う、ご期待。
ちなみに近鉄奈良駅前の啓林堂書店で異変。新刊の『盗伐 林業現場からの警鐘』がどこを探してもなくて、『山林王』も1冊しかなかった(泣)のだが、『鹿と日本人』が平積みになっていた。
以前、奈良のシカの本の棚はあるのに、拙著がないと嘆いたのだが、いきなりの復活である。『鹿と日本人』は、タイトル周りには何も書いていないが、半分くらいが奈良のシカの話なのだ。これからナラシカブームが来るに違いない。
« 今年のタケノコ事情 | トップページ | 「vesta」の養蜂と蜂蜜の特集記事 »
「書評・番組評・反響」カテゴリの記事
- 『図説日本の森林』のテーマ(2024.10.07)
- 日本ジャーナリスト会議『盗伐』書評(2024.09.02)
- 『山が学校だった』に学ぶ(2024.08.16)
- 女性誌の林業記事も捨てたもんじゃない(2024.08.08)
- 西日本新聞の記事から北海道の盗伐を思う(2024.07.05)
コメント