モクレポ31号に能登半島地震報告と
林野庁のモクレポ31号(4月版)が出た。
今月号は、読みごたえがある。というか私の関心事が多く登場する。
まずは能登半島地震の林業関係被害が掲載されている。この地震被害報道は、漁業や観光業、伝統工芸に収入し、林業がほぼスルーされてきた。私が微力ながらいくつか発表した程度だ。それがまとめられている。
また「森林の生物多様性を高めるための林業経営の指針」も出ている。
とくに気になるのは、森林を生物多様性にする問題で、林業についても触れていること。日本の林業は、一斉林ばかりで生物多様性とは一線を画しているが、ここでは林業地であっても生物多様性を高めることについて紹介している。
「森林の生物多様性を高めるための林業経営の指針」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/tayousei/attach/pdf/top-4.pdf
「森林の生物多様性を高めるための林業経営事例集」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/tayousei/attach/pdf/top-3.pdf
生物多様性保全に資する森林管理のあり方に関する検討会
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/tayousei/kentoukai.html
このQRコード読み取れるかな(ただしpdfである。パソコンで開いた方が読みやすい)。。。とくに「林業経営の指針」は面白い。事例集は……イマイチ(笑)。
ほかにも統計など、細かく見ていくといろいろ読み取れるのだが、それは皆さんの興味に任せよう。
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