G空間情報のオープンデータ化!
あまり目立たないが、今年度より森林情報のオープンデータ化が全国規模で始まる。
林野庁は2024年度から、都道府県が持つ森林資源や地形情報のオープンデータ化を支援事業を始める。民間企業が技術開発や森林投資に前向きになることを狙っているようだ。情報提供のプラットフォームの整備も検討しているとか。
具体的には、自治体などが行う航空レーザー計測による森林情報(森林の標高や傾斜、樹種など)を国や自治体、企業などが所有する地理空間情報を提供している「G空間情報センター」に掲載する。こういう組織があったのだね。Gとあると、ついゴキブリ?いやゴジラだ!と反応してしまうのは、頭がおじさん化しているのだろう。。。。
実は,昨年10月から森林データが比較的整備されている栃木、兵庫、高知の情報をモデル的にG空間情報センターに公開していたそうだ。すると企業や個人が閲覧している傾向が強く、地域別では東京都や大阪府からのアクセスが多かったという。つまり利用したい人・機関はわりといるのだ。
イメージ的には、こんなことができるようになる。森林情報だけでなく、さまざまなデータも組み込みそうだから、面白そうだ。まあ、私が何か使えるかと言われれば困るのたが。
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