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森と林業と田舎の本

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2024年5月

2024/05/18

ロケットストーブ

ロケットストーブを衝動買いしてしまった。

もともとは庭で焚き火をしたかったのだが、煙が出て隣家に気をつかう。燃やすのは割り箸や剪定木などわずかなので、10分20分でいいのだが、その間も煙が流れないかとヒヤヒヤしっぱなしだ。そこで、なんとか煙の出ない焚き火を模索していた。ロケットストーブは頭に浮かんだのだが、自作しようと調べると結構な手間と大きさになってしまう。そんなデカい焚き火をするわけではないのだ。

そう思っていたところに、非常に小さくコンパクトなロケットストーブが、Amazonに出ていたのである。

そこで、ほとんど衝動買い。

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まず割り箸を燃やしてみる。最初に少し紙を入れて(天ぷら油を少しだけ垂らした)火をつけてから割り箸を挿入。

それが面白いように燃える。そして煙は、ほとんど出ない。これは見事だ。割り箸ほど乾燥して焚きつけにもってこいの木片はない。使い捨て割り箸処理機としても優秀であった。何しろ我が家は割り箸を日常的に使っているからね。たまってくると悩むのだよ。

その後に剪定木を少しずつ突っ込んだ。これもよく燃える。多少生乾きのものもあったが、燃える燃える。そして煙はほぼ出ない。

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暗いから、すごい炎が立っているように見えるが、実際は一瞬。

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周囲が暗くなると、炎も見えなくなるだろう。剪定木は今後少しずつコツコツ燃やしていこう。一気に燃やすのが惜しくなる。
そして残された炭は庭の畑に撒いた。多少の土壌改良効果を期待して。

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剪定したのは、主にみかんの木。剪定後によく枝と若葉で出てくれた。そして花盛り。

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花には、ニホンミツバチも来る。みかんの蜜のハチミツが欲しくなる。今度、生駒産ハチミツを買いに行こう。

2024/05/17

『盗伐』の広告

とうと『盗伐 林業現場からの警鐘』の広告を新聞に打つ。

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これは読売新聞5月15日号に打ったもの。たまたま空きがあったとかで急遽なのであった。

コピーは、
「日本の林業現場、世界の森で何が起きているか?」
「宮崎県のほか全国で頻発する大規模で組織的な『盗伐 林業現場からの警鐘』、違法伐採の実例をもとに、日本だけでなく世界に広がる違法伐採ネットワークを暴く」

なかなかいいんじゃない。。。と読んで思って、ああ、この文章私が書いたんだわ、と気付く(笑)。

ところで、この広告、本当は宮崎日日新聞に打つ予定で準備していたものだった。こちらは5月25日だったかな。宮崎県の書店に『盗伐 林業現場からの警鐘』が並んでいないのはオカシイと訴えてきた。相変わらず見かけたという報告はない。しかし地元紙に広告が打たれた本、それもコピーに宮崎県という言葉が入っているにもかかわらず置かないでいられようか。。。。という魂胆なのだ。さて、どうなるかな。

これでも書店に置かないとなると、陰謀論に与したくなる。

ほか、いくつかの新聞に予定されているので、じっと待とう。

2024/05/16

遵法精神がない業界~森林組合の犯罪

盗伐 林業現場からの警鐘』の7章に「遵法精神の欠如と事なかれ主義」という節を設けた。

ようは林業界、それに木材業界は遵法精神が弱いということを記した。それが盗伐につながっていると。

異論が有ったら、おおいに声を上げてほしい。そして記事に書いた事例を否定してほしい。私も受けて立つ。

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まあ、こんな本を出しているからなのかどうか、時折チクリメールが来る。今回も来た。

それによると、某梨県の某森林組合は、森林所有者に無断で架空の契約書を作成し、偽造した経営計画委託契約書を自治体に提出して造林補助金を取得しているという。当然ながら経営計画の契約内容も、まったくのデタラメである。そのことに気付いて組合幹部に報告すると、「みんなやっていること」とたしなめられたそうである。

さらに盗伐もしていて、その丸太を市売りして代金をせしめているし、その丸太を加工して商品づくり(つまり元手ゼロ)もしているそうだ。組合の横領額は1億円を越えている。そうしたことを発見して訴えたが、すべて口をつぐんでいる……。

こうした告発が私の所に来ているのだが、不思議なことに、そのメールに返信しても「送信エラー」が出た。つまり送れなかった。メール本人の名前もわからない。このチクリ内容が正しいのかどうかは、奈良にいては調べようがない。

さて、どうするか。こうした案件は、裏取りが非常に難しいうえに、距離的にも私が追跡して調べるのは無理がある。地元のマスコミ、ジャーナリストが動くべきだろう。もし、やる気がある人がいるなら連絡をほしい。メール先とは途切れているが、調べるヒントぐらいは紹介できる。

 

ちなみに、この手の話、ここ一カ所だけではないからね。ほかにもいっぱい私の手元には寄せられている。森林組合や林業事業体だけでなく、木材業界も一緒。補助金詐取に産地偽装、樹種偽装、製材寸法でたらめ、さらに木材の束に「あんこを詰める」話、そして緑の雇用不正まで。全部追求したら、日本で合法の林業事業体はなく合法木材も存在しなくなるかもしれない。

拙著の中でも、冒頭の節以外にも各所に散らばって事例を紹介しており、「遵法精神の欠如」を証明している。ここだけでも読む価値あり(笑)。

ほとほと、日本はどこも裏金まみれだなと思う。

 

 

2024/05/15

『盗伐 林業現場からの警鐘』の書評紹介

私の手元に届いた『盗伐 林業現場からの警鐘』の書評(の一部)を紹介しよう。

まず信濃毎日新聞(5月11日)掲載分。

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ネットでも、登録すれば読めたのだが、やはり紙面で読みたいものだ。

武田さん、私がひっそりと仕込んだ「東京都心の街路樹や緑地の木を何本か伐る計画が発表になると大騒ぎになる」という文言を拾いだしている。私は神宮外苑計画で騒いでいる人々に対して皮肉を飛ばしたのだが、まさにそれを掬い上げたわけだ。盗伐は、そんな次元ではないのだ。

ただ皮肉の上塗りをしておくと、実は地方の森林地帯に住んでいる人、さらには林業家も同じだと感じている。自分の山を勝手に伐られたら怒るが、果たして他人の山なら嘆くだろうか。盗伐に限らず、純粋に木を伐ることで生態系など環境がどうなるか、劣化するとしたら、それで問題はどうなるのか……ということに興味を示す人は少ない。

次は、週刊東洋経済(5・18号)。こちらもネットでは読めたのだが、やはり紙面で……(以下、略)

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私の林政批判を取り上げてくれたね。何でも社会が悪い、という言い方はしたくないが、少なくても木材生産量を増やすことに血道を挙げて、森林環境破壊に目をつぶってきた責任はある。林野庁も業界脳になっており、「林業のためなら森林は破壊してもいい」思考に陥っている。そこに付け込んだのが盗伐者であり、対策に動きを鈍くしている。

でも批判すると、余計にこの話題からそっぽを向いて、盗伐対策をしなくなる恐れもあるんだよねえ。。。。

取材を受けていると、「盗伐をどうやったらなくせるの」と聞かれるのだが、まあ悪い奴はいくらでも出てくるわけで、完全になくすのは無理だろう。ただ違法木材で儲からないようにすること、つまり違法木材を売れなくすることが第一。そして、常に行政が目を向けていることが必要だろう。

実は今、森林環境譲与税の使い道についての事例集や研究を読んでいるのだが、先に結論出すとしたら、盗伐をさせないような専門人材の育成をこの税収でやってもらいたいと思っている。

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盗伐の最終章には、こんな文言も、ひっそり仕込んでいるのだよ。奈良県フォレスターは盗伐対策に最適! そして奈良県フォレスターの養成と雇用は、森林環境譲与税を活かしているのである。

 

 

 

2024/05/14

Wedgeに「都会にも増えるクマの出没……」を書いた裏事情

(いつもはYahoo!ニュースをアップした際に書いている「裏事情」シリーズ、今回はWedge on line」でもやってみた)

Wedge on line に〈都会にも増えるクマの出没〉生息地の環境悪化が原因じゃない、動物たちが人里に来るワケを大解剖を執筆しました。

これ、書いて納めたのは黄金週間明けなんだけど、本日アップ。ところが、その前日に、こんな記事がYahoo!ニュースにあって

市街地のクマ対策で秋田県の佐竹知事 市街地での発砲も可能とする猟銃の弾力的な扱いを国に要望へ

こちらにコメントをつけた。もちろん別の記事、別のテーマなのだが、出だしが同じ話題。

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私としては、一度の執筆用資料調べで二度美味しい……わけである。それに「都会に憧れる野生動物」というのは、私にとって『獣害列島』で予言したテーマで、それが見事的中した事例になった。逆に言えば、『獣害列島』の出版は、ほんの少し早かったか。今ならもっと注目浴びたのになあ。

ともあれ、これまで億劫がっていた自身の仕事の拡散を、もっと積極的にやっていこうと思ったのでありました。

 

 

2024/05/13

「盗伐」リモート出演つづき

本日は文化放送の「大竹まことのゴールデンラジオ」に出演、リモートで。

まあ、無難にこなせたとは思うが、やはり直に顔を合わせないとは寂しいなあ。でも阿佐ヶ谷姉妹、それに大竹さんも、小さな画面に向けて手を振ったりしぐさで、ゲストを盛り上げるよう気づかってくれる。そうしたところに芸人の本性を感じるね。

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こんな感じ。ラジオ放送のスタジオ眺めながら話していた。なんと、すぐにポッドキャストにアップされていた。

「盗伐 林業現場からの警鐘」【田中淳夫】2024年5月13日(月) 田中淳夫 大竹まこと 阿佐ヶ谷姉妹【大竹メインディッシュ】

わりと、まっとうな展開だった(~o~)。宮崎の討伐現場から日本全般の盗伐そして林業問題へ。さらに現場から林政の問題へ。そして世界の違法木材へ。その対策と日本のていたらく。

終わると、やはりヘトヘトに(>_<)

 

その後、またもリモートで北海道新聞の取材を受ける。リモートの「盗伐」はしごでした。こちらが載るのを楽しみにしよう。

 

 

 

 

 

2024/05/12

平群メガソーラー予定地を見る

しばらく触れなかったが、奈良県平群町のメガソーラー建設計画。知事が変わったら止めてくれるかも、という淡い期待を見事に裏切って、県はむしろ推進姿勢を取っている。

奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫)

メガソーラー、デタラメ申請を通す奈良県の不可解(田中淳夫)

さて、この問題に置いて地元の「平群のメガソーラーを考える会」は、県を相手取って裁判を起こしている。デタラメ計画に許認可を下ろしたことを問うているのだ。

おそらく今年中に判決が出る予定である。また判決前に工事の停止の仮処分申請を出したが、これは通らなかった。原告側は、理路整然と計算間違いなどを指摘しているのだが、裁判所の判事は、おそらく数式まじりの書類が示している内容を理解できなかったのだろう。

別に皮肉で書いているのではない。『盗伐 林業現場からの警鐘』の執筆時に各種の裁判事例や裁判官、検事、警察などの行動を元に彼らの判断基準や発想をあれやこれやの資料から探ったのだが、実に彼らは仕事をしたくない、増やしたくない、社会に波紋を広げたくない……という意識が強いことを感じた。自分の判決で行政が騒がしたり、政治が不機嫌にしたりすることを嫌がるのである。
そして思いの外、自分の主義主張や都合を押し通す。リベラル嫌いならリベラルには厳しい判決を出す。労働組合内の犯罪なんて、そもそも被害届を受理しない。そして捜査や審議の面倒くさい案件は、なるべく扱わない。判断を先送りする。
法律さえ違反していなければいいんじゃない?とも考えている。そして法律の解釈は司法関係者が自らの意志でねじ曲げられる。憲法さえ、180度違った解釈できるんだもの。お手の物だ。まさに司法オタク。

と鬱憤を吐き出してから、メガソーラー工事現場を訪ねた。土日は工事をしていないから侵入、もとい見学できるかなあ…と思って。

残念。なぜか工事は進行していた。週末は働いたらイカンでしょ。働き方改革していないんじゃないか。こっちでも訴えたい。

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もっとも、現在の工事は調整池の建設である。山の木は全部伐ってしまったから、放置すると降水が山肌を削り土砂を流す。まあ、この調整池の容量が必要量を満たしていないという点でも問題なのだが、とにかく建設しないと、余計に災害の恐れが増す。その点では、工事は行われた方がよい。

しかし、改めて生駒山の地質は花崗岩の放火した真砂土だと感じた。落ちている土はボロボロだ。多少の雨でもガリが発生している。どう見ても危険地帯だが、ここに盛土をするつもりらしい。

入ってないよ、工事現場には。入ってないってば。……ということにしておく(^^;)。

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グーグルマップより。

2024/05/11

『盗伐 林業現場からの警鐘』書評、続々

明後日13日に文化放送に出演して、『盗伐 林業現場からの警鐘』を取り上げてもらうと紹介したが、その前に書評が続々と載りだした。

まずは信濃毎日新聞。私が目にしたのはデジタル版だが、有料会員記事になっている(^^;)。が、無料でも登録できるみたい。本紙記事が届くのを待つか、待ちきれずに会員登録してしまうか。

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書評『盗伐 林業現場からの警鐘』(田中淳夫著)日本各地で異様な事態が横行 

次に「読書メーター」以前も紹介したが、2本目が載った。ちょっと一部引用。

2024年。持ち主の知らぬ間に山の木が根こそぎ伐採される。補助金で購入した重機で。雨が降ると土がいっきに流れ出し、元通りにならない。気付いて止めに行っても、誤って伐採したと言えばほぼ罪に問えない(最近変わってきた)。狙った森林があると、一部の権利を取得するか捏造して機械を持ち込み、何千本という木を盗み、境界を誤って伐採しちゃったと示談に持ち込む。価格は通常価格の何十分の一くらいで済まそうとする。……

そして、「ブクログ」にも。

兄が相続して山を持っているので身近に感じたせいかもしれませんが、怒りながら読みました。宮崎県の盗伐の例を挙げられていて、こんなことがまかり通っていいのか、とずっとプンプンしながら読みました。盗伐した業者の言い訳、木が盗まれているのに警察が動いてくれないジレンマ、消極的な行政…。こんなの許されていいのか、ということばかり。……

今後も予定があるので、乞う、ご期待。

そういや、Amazonには誰も書いていないなあ。誰か、お願いします。

追伸・週刊東洋経済にも掲載された模様。

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詳しくは、また。

 

 

2024/05/10

「母の日」の黒歴史に寄せて

5月7日にYahoo!ニュースで「「母の日」提唱者と花卉業界が繰り広げた確執の黒歴史」を執筆したことを、ブログで告知するのを忘れていた(´_`)。

別に義務ではないが、拡散する気合が入っていない。まあ、明後日が今年の「母の日」だから、遅ればせながら紹介しておく。

ここでは母の日とカーネーションについて書こうと思っていたら、なぜかたどり着いたのが提唱者であるアンナ・ジャービスと花卉業界の確執なのであった。そもそもアンナが母の日制定に向けて動いた際は「白いカーネーション」をシンボルにしていたのに、花卉業界はそれで白いカーネーションの価格を30倍にも引き上げたとか、足りないから赤にしよう(城は亡くなった母)とか、結構いい加減なキャンペーンをしていたらしい。

もともとカーネーションは高貴な花としていたのが、今ではカジュアル・フラワーとして安く大量生産型になっている。別に悪いことではないが、花卉業界の都合に振り回された感はあるだろう。

話は変わるが、日本にも大正時代に入った頃から花卉業界が成立しだすのだが、その立役者の一人が土倉龍次郎だ。カーネーション栽培を大型温室でに取り組み、大量生産の基礎を築いた。

たまたま手に入れた資料に、龍次郎の名前が登場する。

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2年前に、東京、大田区郷土博物館でこんな企画展があったらしい。そのパンフレットだが、その一部にかろうじて龍次郎の名が。

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よく読んでほしい。龍次郎は目黒区の住人だからか、あまり大きく紹介していない(^^;)。それでも、先駆者だったことはわかるだろう。
ちなみに龍次郎探索をいよいよ復活させるが、後半生の園芸家としての龍次郎にはまだまだ謎が多い。

 

2024/05/09

13日「大竹まことゴールデンラジオ」出演予定

若干早いけど、告知させていただきます。

文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」13日放送に出演することが決まりました。

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この番組は昼の13時~15時30分の放送だが、その中の「大竹メインディッシュ」というコーナーらしい。時間的には14時25分~50分くらいに出演する。

そして肝心のテーマだが、なんと『盗伐 林業現場からの警鐘』を取り上げてくれるというのだ。この本を取り上げるのか、盗伐問題をテーマとして取り上げるのかはまだ知らない(^_^) 。とにかく生放送なんで、私にもどういう展開なのかわからない。

実際は、スタジオには行けないのでZoom出演……と言っても、ラジオなんだから顔が出るわけではなく、パーソナリティ(大竹氏と、この日は阿佐ヶ谷姉妹らしい)と画面越しに顔を見るということか。とにかく電波に乗るのは声だけである。

『盗伐 林業現場からの警鐘』を出版してから最初のマスコミ出演というか(ネット以外で)本の紹介ということになる。

なお放送エリアは文化放送だから関東圏と西日本放送、高知放送のエリアらしいが、ネットでも聞けるはず。またYouTubeにも配信されると聞いた。細かなことはよく知らないのだが。

なお、今後いくつかの新聞などに書評が掲載される予定はあるので、それらは順次紹介する。

 

 

2024/05/08

タケノコもどき退治

連休明けの雨上がり明け。いよいよタケノコ最終シーズンである。

そこでタナカ山林を訪れると、想定どおりの状態に。

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竹一歩手前というか、タケノコもどきというか。

こうして伸びたところを叩き伐るのが、もっとも竹にはダメージになる。伸びるのにエネルギーを使った後だから。こうして竹退治をしておけば、あまり雑木林に延びてこない……かどうかはわからない(^^;)。竹にはなっても、スコップで叩くと、簡単に伐れて折れる。それが楽しい。なんか怪力になった気分。

ただ、こんな竹もどきでも、実は食べられる。今回は採取をしなかったが、経験的に伸びた竹もどきの穂先の部分は十分柔らかく、食せるのだ。

代わりに、まだ地上に顔を出したばかりのタケノコを3本収穫。これで自家用には十分だろう。

その後は、ラッキーガーデンでお茶する。連休中はごった返しているから遠慮していたが、今ならゆったりできる。ちなみにスタッフは、みんなスリランカ人だった。日本人スタッフは休暇に入ったらしい(^_^) 。

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バナナが育って南洋気分になれる。

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なんとなく隠れ家ぽい個室も誕生していた。ここに一人で籠もると隠遁気分が味わえるよ(´_`)。

 

 

2024/05/07

新商品ファイヤーウッドスティック?

百均(キャンドウ)で見かけた商品。

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ファイヤーウッドスティック? なんじゃ、これ。ようするにキャンプで焚き火する際に種火を大きく燃やすための木片。これが、商品になるのかあ。割り箸でいいやん。。。。いや、割り箸の不良品の商品化にいいかも、と思ったが、そもそもキャンプに行って、薪は購入するとしても、それを鉈で小割りするのが面倒というか、割り方も知らない人は向き?

そして、並びにもう一つ。

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単なる板。これを「プランクグリル用ヒノキ板」という商品になった。これは木板に水分(水やジュース、ワインなど)を染み込ませてから、その上に食材を乗せて焚き火やコンロで(蓋をして)焼く調理法だ。すると蒸し焼きと燻製の間のように焼ける。魚も肉も、ぐんと風味が増す……ということでキャンパーの間で流行っているのだ。もともとはアメリカから始まったようだ。

私は、これを木質商品として推奨していて、高く売れるぞ!と何年も前から各地で話したり記事にしてきた。

木材を十二分に活かす調理法とは? 食×木材で息の長い“需要”を生み出せるか

事実、ネットでは1枚1000円ぐらいつけている例もある。私が新しい有望木材商品として紹介しているのに、これが100円かあ(-_-;)。値崩れしそう。まあ、厚さや板の大きさによるが。

もっとも、さらに驚いたのが、どちらも国産商品であったこと。

2024/05/06

「ししおどし」の“しし”とは?

いつもの森林公園の湿地に、こんなミニ・ししおどしが仕掛けられていた。そして水車も。

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全体像は、こんな具合。湿地と言っても、一部干上がっている。

水車はいいとして、ししおどしは、竹に水がたまって跳ねると、コツン、と音がする。これで獣を追い払う仕掛けだ。

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ここで、私が気になったのは、「ししおどし」が獅子おどしと変換されたこと。獅子ではライオンになってしまう。正確には、狛犬などに示される想像上の動物の獅子にライオンを当てはめたのだが。しかし、ここではイノシシのことだろう。そう思っていた。

とりあえず気軽に検索してみた。すると、ししおどしは鹿威し」だとある。つまりシカなのだ。おどしも、脅しではなく威し。

意味としては、農作物に寄る獣を追い払う仕掛けの総称であるが、イノシシよりシカだったのか。たしかにししおどしの音では、イノシシはあまり逃げないように感じる。シカは追い払えるかもしれないが、効果は長続きしないだろう。

昔からイノシシよりシカの方が獣害としてはキツかったのか。

この年になって、ししおどしの真の意味を知ったのであった。

 

2024/05/05

そうだ、奈良行こう!!!

京都に行った限りは、奈良にも行かねばならない。

やはり、奈良も混んでいた。国の内外の行楽客でごった返し、駅のホームに下りても前に進めないほど。これが仕事でなかったら、逃げ出したくなる。仕事とは、もちろん奈良公園の奈良のシカ、ナラシカのご尊顔を仰ぎ奉るためである。奈良県民は、年に幾度はナラシカに詣でねば市民権を剥奪される。ま、実際は仰ぐというよりは見下ろしていたが…。

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驚いたのは、素性の悪いナラシカが増えたこと。赤信号を渡っているではないか。こんなことは、コロナ禍前にはなかったことだ。コロナ禍で人気がなくなったのをこれ幸いと信号無視を覚え、コロナ禍明けのインバウンド景気で外国人からの人気が集まったためか、そこのけそこのけ、ナラシカ様が通る…と神鹿としてのマナーを失ってしまったようだ。ああ、嘆かわしや。

そして、見つけた植物虐待の動かぬ証拠。

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ここまで木が太るまで何年かかったか。その間、放置したのか。柵を外す木づかいならぬ気遣いはなかったのか。

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パイナップルではないよ。

目が汚れたので、萬葉植物園に入って美しい花を愛でようと思ったが…。

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名物の藤の花は終わりを迎え、カキツバタが咲いていた。

2024/05/04

木製ハブラシ

先日、奈良の橿原市のホテルに泊まった人からもらったもの。

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リニュー&リフレッシュ。何のことかと思いきや、toothbrush、ハブラシとあった。

で、中身を見ると、こんなもの。

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たしかにハブラシだ。プラスチック追放は、ストローやフォーク、スプーンに続いて、いよいよホテルのアメニティのハブラシに至ったわけだ。その代わりにハブラシを有料化(自前で用意しろ、ということか)につなげる方向性もあるが、こうして脱プラ(木製)ハブラシ路線もある。

もっとも、この商品は木製ではなく竹製であった。メイドインチャイナだ。

脱プラ路線に異論はないが、いくらプラスチック製品を木製紙製、あるいはでんぷんなどの植物質の生分解性代替商品には、日本製も極めて少ない。ビジネスチャンスなんだが、プラスチック以外で作る難しさと、価格を抑えることが難しい。それに果敢に挑むのは中国メーカーになってしまった。

一方で日本の開発した伝統的な脱プラ製品である割り箸の需要が増えたようには見えない。いくら脱プラと言っても、プラ箸を国産割り箸にもどそうとはしない。不思議。

日本の新製品開発力も生産力も、どんどん落ちていく。これでは早晩、貿易収支も赤字になりそうだな。

 

2024/05/03

そうだ、京都行こう??

連休後半。普段は出かけない。人ごみが嫌いだから。だが、今日は、こともあろうに京都、それも岡崎公園に出かけた。

もう、噂どおり外国人に連休行楽客に、ごった返している。しっかり平安神宮の鳥居の下では、なんか全国の餃子が集結するイベントをやっていた。もちろん、行列に並ぶ気はなく無視したが……。

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私の目的は、京都府立図書館だ。ある人物について調べていると、どうやら京都府立図書館に資料の一部があるらしいとわかったからだ。それが1日なので3日に訪れることになってしまった。

ところが、実際は簡単に見つからない。検索で出てきた資料と合致しないのだ。それから司書さんと相談する。こういうときになんとしてでも探し出そうとしてくれる司書さんはスゴイわ。悪戦苦闘の末に、なんとか見つけることができた。ただし、ほんの数行だが。
これだけのために片道1時間半かけて、丸1日潰して人ごみの中を訪れたのか。。。。なんて言ってはいけない。この繰り返しでコツコツと間合いを詰めるのが私の仕事である。数行の事実を元に、今度は高くつく資料を購入することになる。

ところで、平安神宮……平安時代と言えば、大河ドラマ「光る君へ」を思い出す。ちょっとしたブームになっているが、不思議とこのお札に言及する声はないね。

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2000円札に描かれているのは、紫式部と「源氏物語」だよ。忘れられているなあ。

2024/05/02

崩壊地に生える木

実は昨日は体調が悪くて、1日ごろごろしていた。今日は復活したということで、気分転換に森歩き。いつも定点観測的に通っている生駒山の森林公園である。

そこで見かけた崩壊地。よく見ると、稚樹が生えている。コナラだ。常に土が落ちて流れているところにも根付くのか。どんぐりは。

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芽生えたばかりのものだけでなく、そこそこ育ったものもあるな。

ちなみに、植生はよく変わる。この森林公園の湿地も、以前はミズバショウが生えていたところがハンゲショウの群落になり、今は一面ミゾソバになっている。

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コナラの稚樹が、十分に育つかどうかはわからんが、また変わるんだろうな。

 

 

2024/05/01

街路樹林業計画

これぞ、私のめざす都市林業だ! と思った(^_^) 。

伐採後の街路樹を加工して商品化を目指す、町田市と飛騨産業

なんでも東京の町田市では、23年11月に「街路樹更新計画」を策定したという。

しかし50年近く経過しているものも多く、高木が約1万5000本もあるらしい。

そこで「街路樹更新計画では、緑豊かな景観を維持しながら適切な管理を行うことで、質の高い緑を充実させていく。計画期間は23年度から32年度までの10年間。街路樹を優先的に更新する約100路線に対し、高木や低木の撤去などを行う。また一度更新した大径木は、その後30年の間隔で更新を実施する計画。こうして適切に管理することで、維持管理費は10年間で約14億円削減できると試算する。
伐採した街路樹は一般的に廃棄物として処分されるが、今回は街路樹の個性を生かして商品化などを目指す。町田市が伐採した街路樹を無償提供し、飛騨産業が製材・乾燥して商品にする。22年度には伐採後の街路樹からダイニングセットの試作が行われている。

この計画の後半が肝だろう。大径木の街路樹は、商品化をめざすのだ。

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この写真からは、商品化した街路樹の木材はケヤキだろうか? 街路樹に多く、また大木化しやすい。何より広葉樹が多いので、木工向き。

実は、以前より東京では一般社団法人 街の木ものづくりネットワークで街路樹や庭木などを伐った場合、その木材を家具などにする運動が行われている。またオークヴィレッジのようなメーカーも、積極的に都市の大木を伐った際に引き取ってきた。すでに民間主導で行われているわけだ。

先日古本市で『都市林』という本を見つけ、200円で購入した。昭和47年発行で、林業経営研究所編・農林出版発行である。どちらも、今はあるのかわからない。

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古い本だが、都市林についてまとめた書籍は、今はほぼないのではないかと思う。日本の都市林、欧米の都市林について説明されており、なかなえ貴重な文献だ。

そこには、林業的都市林とか、非営利的生産・保全両立型都市林、放置的都市林……といった分類が成されている。まあ、詳しい説明は省くが。

私は、以前より街路樹を木材生産の場とする都市林を考えていて、それを新林業的都市林としたいと思っている。最近、やたら大径木になって倒れる街路樹が増えているではないか。京都の産寧坂の桜の大木が倒れた際は、全国ニュースになった。それどころかワイドショーが連日報道しまくった。(たかだか、街路樹1本が倒れただけなのに?)

一方で、明治神宮外苑の木を伐ると発表されたら大騒ぎ。あの程度の街路樹を伐るのに、なぜ国連イコモスまで登場しなくてはならんのだ。

そうした勘違いと感情的な街路樹対応をするのなら、最初から「街路樹は木材生産の場」と位置づければよいのだ。たとえば直径50センチ以上になったら伐りますよ、その木は木材として使いますよ、決めておく。そして都市を大径木広葉樹の貴重な生産の場として位置付ける。

……とまあ、そんなことを考えていたのであった。

 

それにしても……『都市林』のカバーにはラベルが張られている。「計画課」とあるが、どこか役所などの備品だったのだろうか。それを廃棄する際に古書として放出されたものかもしれない。どこだろうな。。。

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