新商品ファイヤーウッドスティック?
百均(キャンドウ)で見かけた商品。
ファイヤーウッドスティック? なんじゃ、これ。ようするにキャンプで焚き火する際に種火を大きく燃やすための木片。これが、商品になるのかあ。割り箸でいいやん。。。。いや、割り箸の不良品の商品化にいいかも、と思ったが、そもそもキャンプに行って、薪は購入するとしても、それを鉈で小割りするのが面倒というか、割り方も知らない人は向き?
そして、並びにもう一つ。
単なる板。これを「プランクグリル用ヒノキ板」という商品になった。これは木板に水分(水やジュース、ワインなど)を染み込ませてから、その上に食材を乗せて焚き火やコンロで(蓋をして)焼く調理法だ。すると蒸し焼きと燻製の間のように焼ける。魚も肉も、ぐんと風味が増す……ということでキャンパーの間で流行っているのだ。もともとはアメリカから始まったようだ。
私は、これを木質商品として推奨していて、高く売れるぞ!と何年も前から各地で話したり記事にしてきた。
木材を十二分に活かす調理法とは? 食×木材で息の長い“需要”を生み出せるか
事実、ネットでは1枚1000円ぐらいつけている例もある。私が新しい有望木材商品として紹介しているのに、これが100円かあ(-_-;)。値崩れしそう。まあ、厚さや板の大きさによるが。
もっとも、さらに驚いたのが、どちらも国産商品であったこと。
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割箸を使って火をたける、ロケットストーブ(てんぐの小太鼓など)が出回っています。これ、便利です。
投稿: じょえる | 2024/05/08 07:59
ロケットストーブも、百均で売ってほしい(^_^) 。
庭で、ちょっとしたものを燃やす際も、煙が出ると周囲に何か言われないかとビクビクしてしまう。ロケットストーブなら煙は出ないんじゃないかと期待しています。
投稿: 田中淳夫 | 2024/05/08 10:13