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森と林業の本

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2024/05/19

森林ジャーナリストの愚痴ではない呟き

これは愚痴ではない。ちょっと最近経験したことを呟いてみたくなっただけである。念のため。

 

このところ、ちょっと調べごとをしていて、木山与一という人物に行き当たった。

この人物の素性を探る中で、見つけたのが「随感録」という本。「日本の古本屋」というサイトに彼の著作としてアップされていた。そこで購入しようかと思ってみると、価格は5500円。えええ、と戸惑う。そもそも私の探している人物と同じかどうかわからない。同姓同名の可能性もあるし。

そこで、本書を扱う古本屋に問い合わせて内容を聞く。かなり強引だが、返信は来た。そこには私の探す人物と同じという証拠は載っていないようだ。

が、同じ時に私は木山与一という名が(旧)石川県史に登場することを知り、それを確認しようと近在の図書館で置いていた京都府立図書館に出向く。何しろ戦前の県史である。そこで、かろうじて名前を確認。とくに素性は書いていなかったのだが、一部の業績に触れることができた。それは私の探す木山与一と重なる。

そこで、エイ、ヤーと「随感録」の購入を決めた。5500円……が、送料と梱包料が加わって6250円になっていた。。。。。

そ、それでも内容が私の求めるものであれば。価値はある。古書店側の確認では、私の求める情報は見つかっていないが、詳しく読めば、何か見つかるかも。分厚い本なら、確認もれもあるだろう。

そして。届いた。

Img_20240519102151

あれ。薄い。ペラペラ。80ページの冊子であった。昭和7年発行の非売品である。書いてあるのは、なんだか政局からキリスト教、仏教、ギリシャやローマの哲学、歴史、そして日本の神話とまさに思いつくままの雑感録。自分の経歴などは書いていない。あああ、6250円。。。。

が、見つけたのだ。終わり近くに数行。登場しましたよ、土倉龍次郎。こ、この数行の記述のために6250円を払ったのだな。なに、これぐらい一晩で費やす飲み代みたいなものだ。ハハハハハ、ハハ。。

こんな探索の日々。なお、これは愚痴ではない。念のため。

 

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コメント

毎回興味深く拝見しております。とても楽しいです。

骨董の値段あ1日10円管理費を払っているとおもえばいい、といわれまう。

100年以上前ですから、まあ、安いということで。

随感録は1932年(昭和7年)発行でした。92年前で、細かな日時は省くとして、365日(閏年も省く)と、33580日。1日10円ならば33万5800円!
ならば、6250円なんて特価ですね(^_^) 。安く買えた、万々歳です!!!

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