『盗伐 林業現場からの警鐘』書評、続々
明後日13日に文化放送に出演して、『盗伐 林業現場からの警鐘』を取り上げてもらうと紹介したが、その前に書評が続々と載りだした。
まずは信濃毎日新聞。私が目にしたのはデジタル版だが、有料会員記事になっている(^^;)。が、無料でも登録できるみたい。本紙記事が届くのを待つか、待ちきれずに会員登録してしまうか。
書評『盗伐 林業現場からの警鐘』(田中淳夫著)日本各地で異様な事態が横行
次に「読書メーター」。以前も紹介したが、2本目が載った。ちょっと一部引用。
2024年。持ち主の知らぬ間に山の木が根こそぎ伐採される。補助金で購入した重機で。雨が降ると土がいっきに流れ出し、元通りにならない。気付いて止めに行っても、誤って伐採したと言えばほぼ罪に問えない(最近変わってきた)。狙った森林があると、一部の権利を取得するか捏造して機械を持ち込み、何千本という木を盗み、境界を誤って伐採しちゃったと示談に持ち込む。価格は通常価格の何十分の一くらいで済まそうとする。……
そして、「ブクログ」にも。
兄が相続して山を持っているので身近に感じたせいかもしれませんが、怒りながら読みました。宮崎県の盗伐の例を挙げられていて、こんなことがまかり通っていいのか、とずっとプンプンしながら読みました。盗伐した業者の言い訳、木が盗まれているのに警察が動いてくれないジレンマ、消極的な行政…。こんなの許されていいのか、ということばかり。……
今後も予定があるので、乞う、ご期待。
そういや、Amazonには誰も書いていないなあ。誰か、お願いします。
追伸・週刊東洋経済にも掲載された模様。
詳しくは、また。
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