木製ハブラシ
先日、奈良の橿原市のホテルに泊まった人からもらったもの。
リニュー&リフレッシュ。何のことかと思いきや、toothbrush、ハブラシとあった。
で、中身を見ると、こんなもの。
たしかにハブラシだ。プラスチック追放は、ストローやフォーク、スプーンに続いて、いよいよホテルのアメニティのハブラシに至ったわけだ。その代わりにハブラシを有料化(自前で用意しろ、ということか)につなげる方向性もあるが、こうして脱プラ(木製)ハブラシ路線もある。
もっとも、この商品は木製ではなく竹製であった。メイドインチャイナだ。
脱プラ路線に異論はないが、いくらプラスチック製品を木製紙製、あるいはでんぷんなどの植物質の生分解性代替商品には、日本製も極めて少ない。ビジネスチャンスなんだが、プラスチック以外で作る難しさと、価格を抑えることが難しい。それに果敢に挑むのは中国メーカーになってしまった。
一方で日本の開発した伝統的な脱プラ製品である割り箸の需要が増えたようには見えない。いくら脱プラと言っても、プラ箸を国産割り箸にもどそうとはしない。不思議。
日本の新製品開発力も生産力も、どんどん落ちていく。これでは早晩、貿易収支も赤字になりそうだな。
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