推進するのは、疎植林業?
あまり知られていない(笑)が、今年の森林・林業白書が公表された。
特集が花粉症なので、ほとんど興味がわかない(-_-;)。
それでも「森のようちえん」を取り上げているところなどひっかかりはあるのだが、詳しくはまた読もう。
今回目に止まったのは、第2章の「林業と山村」の中に「新しい林業」とその新技術について施業法を取り上げているところ。
こうした方向をめざしているということか。一目で感じるのは疎植したいのだな、という点。そして早生樹・エリートツリー苗などで木を早く育てようという魂胆か。
まあ、そんな林業もあるだろう。が、全国画一的に広めるなよ、と言いたい。そして、もっと過去を見ろ。温故知新で事例はある。
すでに紹介したが興野文書というのがあり、栃木県にあった黒羽藩の林業技術を記した「太山の左知」が林業遺産にも指定されている。
これは、疎植の技術だ。2間、つまり4メートル間隔で植えるというから、1ヘクタールあたりは625本。今なら超疎植扱いだろう。そして樹下植栽しろとか、なかなか面白い。わざわざ吉野林業を視察したうえでの結論だったようで、吉野の密植をやらない、反面教師にしたのか。
これで早く、太く育てるどいうのだ。
今は消えてしまった幻の林業技術だが、なぜ消えたのか。どこに無理があった?疎植だからかも?
ほかにも京都ではヘクタール500本植えもあったし、各地で疎植をしていた。それが密植に変わっていったのはなぜ。
やみくもなに再び疎植を目指す前に、過去の検証をやってほしい。
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