書棚の配列の妙
ジュンク堂書店難波店を覗いてきた。もちろん森林棚をチェックする。
ここだけでなく隣も森林林業棚で、そこには『虚構の森』などもあるのだが……この棚の平積みに『山林王』と『絶望の林業』と『盗伐 林業現場からの警鐘』が並んでいるのは嬉しい。その上には『フィンランド 虚像の森』もある。さらに上には『森は怪しいワンダーランド』も。。。
平積みの真ん中に『樹盗』があるのだが、そのポップに「盗伐横行」の文字。これが隣の『盗伐 林業現場からの警鐘』と重なっていて、どちらのポップか迷わせるところがよろしい(^^;)。
ちなみに拙著のアメリカの盗伐事情を示した5章2節「北米で狙われる巨木林」は、多分に『樹盗』の情報を使わせてもらっているが、その後半の木質ペレットのための原生林皆伐事情については、上部の『マザーツリー』の世界である。こちらの事情については、改めて記したいと思っている。(が、執筆に難渋。。。)
この棚の本は、所有している本が多い。このところ、金回りがいいのかなんだか、高価な本の衝動買いが続いている。それでも、読めばいいのだが、積ん読にならないようにしなくては。
※なお、本日は、山陽新聞(岡山)に共同通信の書評が掲載された模様。
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