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森と林業の本

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2024/07/03

岡山の恐竜学博物館

昨夜は岡山市で呑んで、泊まったわけだが、そのホテル近くの交差点の地下に広場が設けられていた。その一角にあったのが、小さな多肉植物園。

2_20240703165301

おお、恐竜がいるではないか。

というわけで、恐竜博物館を訪れることにした。実は、岡山に恐竜の博物館があるとは知らなかった。偶然、Googlemapで発見するまでは。

具体的には、岡山理科大学恐竜学博物館といって、岡山理科大の中にある。だからか、恐竜ではなく恐竜学の博物館。

実際にたどり着くまでは、カーナビがなければムリ! というほどややこしい道だったが、無事にたどり着く。構内も複雑なのだが、恐竜学博物館の標識が各所にあるところをみると、わりと売り出し中?

どうやら岡山理科大は、モンゴルの恐竜調査を手がけているらしく、その発掘品を中心に展示してある。

もっとも、博物館というよりは研究室という感じかなあ。しかもキャンパス内の各所に分散。研究室にロビーに階段踊り場? それに図書館。

20240703-101259メイン展示室

20240703-102410図書館

私には、図書館の一角にあるサテライト展示室がよかった。写真中央は、ジュラ紀のアロサウルスである。わりと好み。私の恐竜遍歴の最初を飾るのである。これは白亜紀のティラノサウルスの原形ともいえる恐竜だが、全長10メートルというものの、半分が尻尾らしく、見たところ馬かせいぜい象の大きさではないか。

ほかに鳥に近い、知能派のドロマエオサウルスとか、なかなかよし。庭には、恐竜が食べていた?ソテツやシュロなどの木も植えられている。

展示の隣の教室からは講義の声が洩れてくるし、学生の姿もちらほら。大学の雰囲気そのものを味わえる。

なかなかの穴場であった。

 

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