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2024/07/22

Y!ニュース「津田梅子の学友・内田政子の生涯」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「津田梅子の学友・内田政子の生涯」を執筆しました。

内田政子というより土倉政子と書いた方が、どんな人物かわかりやすいかもしれないが、そこは結婚後の姓を優先。

このところ、Yahoo!ニュースではコメントを付けることに注力している。実はYahoo!ニュース編集部の要請に従ったことなのだが、気がつけば7月も終盤。一本も独自の記事を書いていない。これはまずい、と選んだのが内田政子である。

もともと新紙幣で津田梅子がよくマスコミに登場するのを見て、同じ時代にアメリカ留学をした内田政子もいるんだけどな、と思っていて7月初旬に書くつもりだった。それがズルズルと……。

拙ブログの読者には説明しないでもよいかもしれないが、内田政子は『山林王』の土倉庄三郎の次女。政子のブリンマー大学在学時代、津田梅子も在籍している。小さな大学だし、日本人女性は当時梅子しかいないところに政子が入学したのだから、絶対に交わっているはずである。ただ交流した記録がない。年の差、あるいは官費留学と私費留学の違い、もしかしたら出会ったものの仲良くなれなかった?とか想像はするが、もちろんわからない。もしかしたら、そのうち何か交流記録が見つかるかもしれない。

それでもタイトルに津田梅子を謳ったのは、まあ、流行りだし(^_^) 。西太后も考えたが、どちらが有名かということと、政子の外交人生は清国だけでなく、その後も華々しい。自力ではなく(外交官の)夫人とならなければ実力を発揮する場を与えられなかったのは時代のなせる業であり、残念でもあるが、ある意味したたかな生き方かもしれない。

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庄三郎(前列中央)と政子(後列洋装)

全然関係ないけど、現在の皇后の雅子さんも、外交官だったのに皇族と結婚したことで政府の外交舞台からは引っ込まざるを得なくなった。そして今は皇室外交に関わっている。今も英会話は天皇より上手いのではないかな。

政子さんも、内助というより「外助」で活躍したのである。

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