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森と林業の本

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2024/08/04

「暑い夏」の山を歩く

本日も、「危険な暑さ」だそうだ。連日、そう天気予報で言われたら出歩かざるを得ないじゃないか……。

というわけで、また山歩きをしてきた。ただ、これまでも出かけたと言いつつ、実は森の中を歩いて涼しい!と喜んでいるだけだったので、今回は趣向を凝らす。この山なら「この世の暑さ」を感じられるだろう。もちろん生駒山の一角である。

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登り口は、これまでとそんなに変わらない。ただ、空が広い……。

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いきなり森を切り開いた残材。なかなか立派なヒノキもある。が、支障木扱いだろう。バイオマス燃料になるかも。

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花崗岩が随分掘り起こされたようだが、その塊を砕いている。

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山を切り崩して地形も改変したようだ。

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こちらも同じ。ただ、かなり広がっている。以前より奥まで切り開いたか。

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巨大な造成地の中に、ポツンと立つ煙突ぽいのがいくつかあった。埋め立て地ならガス抜きということもあるが……。これは調整池を建設する場所なのかもしれない。メタンガスが発生するのか?

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一番上まで登る。地平線が見えそうだ。
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ここからは以前の山道が残っていた。元の里道はかなり破壊されているが、この奥に湿原があるのだが、そこまでたどり着く前に体力・気力が削り取られた思いだ。ここでUターンする。
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別ルートで下りる。ここの山は、かなり岩を削り山を平坦地にするつもりのよう。

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よく見ると、滝ができている。造成地に水が流れて、この崖から落ちているよう。
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調整池建設現場。地質は風化花崗岩というところか。わりと頑丈につくっているように見えるが、土砂ですぐに埋まりそう。

かんかん照りの中を歩いて、炎熱の夏を感じたぜ。人間の力は。“偉大”だなあ。山を崩して地形も改変してしまうのだから。クラクラするよ。暑さにやられただけでなく……。

下った頃から空がゴロゴロ言い出して、雨粒が落ちだした。降れ! 豪雨になれ! 土石流を発生させて、何もかも流してしまえ!

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