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森と林業の本

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2024/09/13

街路樹は植物虐待だ

先日、ふらりと見かけた住宅街で見かけたのは…。

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街路樹が軒並み伐採されている。切り株を見ればわかるとおり、内部が腐って空洞化が進んでいたようだ。
この街路樹は、切り株だけではわかりにくいが、ナンキンハゼではないか。外来種にして、実に毒を持ち、葉も食べられることはない。その繁殖力の恐ろしさが知られているが、なぜか病気が伝染したのか。

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跡地には植えたのか勝手に生えたのか、草花が。。。

昨今、街路樹が話題によくなる。いきなりの倒木。いきなりの伐採。さらに神宮外苑のような再開発。倒れて死傷者が出たら、管理不行き届きと言われ、伐ったら自然破壊だの都市の緑を残せだの、好き放題言われる。

ここで問いたい。本当に都市に街路樹はいるのか。道路沿いに細く点々と樹木を植えることに意味があるのか。

私は、いらないと思い出した。なぜなら、植物虐待だから。あの狭い植樹桝の中で根を伸ばしたり地面に盛り上がったり。伸びたら電線に触れるだの標識が見えないだのと、強度の剪定が毎年行われる。もはや枝葉を全部伐ってしまう例が多い。そして排気ガスを浴び、人々が傷つけ、本当にロクなことがない。実は日陰効果も少ない(歩道に樹木の影はほとんど落ちない)。

もちろん人間側から見ても、管理コストが高すぎる。落葉に落ち実(ギンナンなど)は大迷惑になる。視線を遮り標識が見えないなどで事故につながる。歩道もしくは車道が狭くなる。ビッグモーターズに嫌われたし…。

この際、都市から街路樹を撤去した方がよいのではないか。 

どうしても緑がほしければ、まとまった緑地を設けよう。公園ではない。人が入らない樹林帯だ。私の想定するのは、最低でも幅5メートル、長さも20メートルは必要だ。深さも2メートルはほしい。一カ所に樹木を複数植えて、草も生やす。土の地面をつくることも大切だ。その代わり、道路にずっと伸ばすのではなく、点在させる。私は、交差点をロータリーにして、その真ん中を緑地にすればよいと思っている。

そこにベンチでも置いておけば、癒しの場になる。ただし、排気ガスは浴びるだろうけど。それで樹木の気持ちがわかったらよろし。

 

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コメント

「街路樹はいらない」とのブログでの主張に賛同します。

道路の街路樹を撤去し、そこを自転車レーンにして欲しいものです。

自転車レーンかどうかはともかく(^o^)。

街路樹に日陰を求める人が多いなら、片屋根をかけてもいいですね。日射も雨も防げる。なんなら木製で。腐ったと文句いう人が出るか。

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