庭で自給するジュースと七草
1月6日と言えば、今西錦司の誕生日……とすぐ思いつくのだが、ほかにもいたはず。と思って調べると、古くはジャンヌ・ダルク (@_@)もいたが、現代に引き寄せると女優の八千草薫や菊地凜子などもいるようだ。生駒市出身の森見登美彦も。
それがどうした、と言われそうだが、なに、うちの娘の誕生日でもあるからなのさ。今年は何も誕生祝をしなかった……と思ったが、ありました。とっときのプレゼントが。
自家製ミカンジュース。庭に成ったミカンを絞ったジュースをペットボトルに詰めて持たせたのであった。
昨年からオレンジが記録的不作でジュースも値が上がっているが、我が家は豊作。そしてフレッシュなストレートジュースは濃縮還元のジュースと比べ物にならない。プレゼントとしても、安上がり、もとい心のこもった(^^;)品となったのであった。
実は八千草ならぬ明日の七草も、自給できないかと思っている。七草がゆに入れる既存の七草全部を庭で調達するのは無理だが、ようするに食べられる早春の野草ならよいのだ。それに残り物野菜も活用すれば結構な種類の「草」が手に入る。
春の七草かゆは、もともと中国・唐の時代の7種類の野菜の汁物「七種菜羹」を食べて無病息災を願う風習と、日本の奈良時代からある新芽を摘んで食べる「若菜摘み」が融合したものとされる。それが新春1月7日の節句行事なのだが、これって、旧暦だろう。今なら2月。その頃の早春に生える草をいただくわけだが、新暦だと早まって、まだ草が生える時期ではない。だから売り物は温室で育てている。
実は、この七草も地方によってまちまちで、同じではない。東北などではまだ草が生えないからか、ゴボウ、ニンジンなど根菜や凍み豆腐も含むし、粟や小豆など豆類もあり。いわゆる「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」にこだわらなくてよい。ようはなんでもよいのだ。
もしかして現代では温暖化が進んで1月でも草が生えやすくなった可能性もあるが、我が家でもすでに2、3種類は見つけている。
本日は雨なので明日は若菜摘みに勤しもう。
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