「花粉症の原因」巡って30年
そろそろスギ花粉症からヒノキ花粉症に移りつつある、4月にはシラカバ花粉症が始まる……そんな発表が。
ふと思ったのだが、スギ花粉に反応する人は、ヒノキ花粉にも、シラカバ花粉にも反応しやすいのだろうか。ありとあらゆる花粉に反応する花粉症罹患者だっているのなら、年中何かの花粉に曝露していると思うのだが……。
そうなっても、スギは憎いだろうか。いつも花粉症の季節には「スギを全部伐れ!」という声が響くのだが、ヒノキを伐れ、シラカバを伐れ、そのうちダケカンバもクヌギもケヤキも伐れ、もちろんブタクサにすカモガヤも焼き払え、除草剤を撒け!とは言わないのだろうか……。
スギ花粉の写真は飽きたので、シラカバ並木の写真を。これを見て,くしゃみする人がいたら教えてほしい。
今朝の朝日新聞に、こうしたオピニオンが。
花粉症の原因は人間側に? 環境激変、追いつけぬ身体 神里達博
わざわざ花粉症の歴史を振り返り、イギリス、アメリカ……と花粉症が発見されて、いよいよ日本でも1963年の「発見」が語られる。ただ、それ以前の日本に花粉症はほとんどなかった、と書かれているのは、ちょっと問題だ。単に名称がつかなかっただけで、はるか昔からスギに触れる人の中にはいたと思う。さらにヒノキにもシラカバにも。「発見」されなかったら、風邪扱いだろう。順序も英米日と並べる必要はない。さらに言えば、イヌやネコ、サルも発症している。
ともかく、結論としては、花粉症は人間の身体に問題があるのではないか、と結びつけている。
これらはあくまで仮説であり、反論もあるのだが、ようやく、こうした意見が新聞に載るようになったか、というのが私の気分だ。
私は、『「森を守れ」が森を殺す!』を出版した頃から、こうした仮説を紹介・主張してきたのだ。もはや前世紀、出版は1996年だから、約30年前からと言ってもよいだろう。
時代が、私に追いついたね( ̄^ ̄)。。。
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