生駒山の巨大松
生駒山の稜線には信貴生駒スカイラインという自動車に沿ってハイキング道が伸びているのだが、その一角に巨大松が並んでいる。
これ、写真からはわかりにくいだろうが、直径1メートル超えのものが何本もある。周りの木々はちょっと貧弱な雑木ばかりなのに、突出して松の大木があるのが不思議。しかも、これだけの巨木がまとまってあるのは価値があるのではなかろうか。
おそらく戦前に植えられたのではと思うが、樹齢も100年を超えているだろう。真っ直ぐ通直の幹といい、よい原木が採れるぞ、と考えてしまうのは私の悪い癖(^^;)。木材欲しさというより、巨木を除くのは公園の植生改良にもなると思うが。
何か所か切り株はあるから、枯れたのか倒れたのを処理したと思うが、まだ数十本は残るだろう。伐りだした材はどうしたのか。このまま寿命が来る前に伐って搬出したら、それなりの値段が付きそうに思う。しかも近くに自動車道があるのだから、搬出も苦労しない。
とはいえ、生駒山全体が国定公園であり、松の生えているところは大阪府の森林公園でもあるし、道路は近鉄所有だから、無理だろうなあ。
「生駒山中・身近な自然」カテゴリの記事
- のら水仙を発見(2025.04.11)
- 防腐木材の末路(2025.04.08)
- 幻の「小赤」。金魚は繁殖する(2025.03.29)
- 我が家の植生遷移(2025.03.25)
コメント