カワイイが最強?陶芸と木彫
先日、訪れたイタリアンレストラン「こもれびガーデン」。実はふらりと入ったのだが、わりと知られた名店だったらしい。予約せずに訪れたことを驚かれたほどだ。幸い昼には少し早い時間だったので、もぐりこむことができた。
ランチコース。なるほど味は本格的だ、と思わされたのであるが、それ以上に目を引いたのがお皿や器。なかなか味のある、凝った代物。しかも全部一品もので、違う。何よりかわいい。いむゆる何焼とか陶芸家誰それの作品……といった陶芸品ではない。
ここで食事した人が、この器に魅了されて欲しがるそうだ。このレストランの裏手の一角に小さなログハウスのお店があって、購入できるらしい。その見せとレストランは別経営で、敷地のオーナーが一緒なだけだが、見事な連係プレー(笑)。
その店「風色~kazeiro」も覗いてみた。何人かの陶芸やガラス作家の手びねり作品を扱っているのだが、いずれもテーマはポップでカワイイ、ことだろうか。ちょうど「わんことちゃんこの器展」を開いているそうだ。そのHPより拝借した写真で紹介すると、
犬や猫の顔、てんとう虫、トンボ……といったものがモチーフの作品が目立った。
ほかにも陶芸にありがちな土の色だ釉薬がどうだ……というこだわりよりも現代的な犬や猫をモチーフとして色もデザインも今風。
そう言えば前より気にかけていた木彫作家がいる。
はしもとみお、という女性の彫刻家なのだが、主に犬や猫などの動物を彫る。得意とするのは、亡くなった愛犬や愛猫そっくりの姿。大変な人気で、注文しても何年も待つという。私も展覧会に行ったことがあるが、カワイイがテーマであった\(^o^)/。
木彫でもっとも格式が高い作品は仏像だろうが、それよりも人気なのがペットなど動物なのである。ほかにもオランウータンやチンパンジー、ヒツジ、カメ、ワニ……と多彩であった。それもしぐさが従来の動物木彫とは一線を画す。なぜなら……カワイイから。
別にこれらの作品に芸術性はない、というつもりはない。作品そのものの出来は十分によい。感動させる力もある。ただ、従来の木彫(あるいは陶芸)作品づくりとは違った波がここにはあることを感じた。
価格は知らないが、仏像を彫るより人気を呼んで、人々の心を捉えるだろう。
芸術に限らない。求められるデザイン性と時代について考えさせられたのである。
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