最恐!謎の洞窟神社
久々の生駒山探検。前々より目をつけていたのだが、場所の確定も含めてなかなか行けなかった廃神社。
これは恐いよ~。超弩級の恐い神社であり、謎多き宗教施設。
一応、ハイキング道沿いにあるのだが……あまり利用されていなさそうな道をたどる。そして、少し逸れたところにある鳥居。もっとも、ここに行くには巨木の倒木をいくつも乗り越えなければならないのだが……。
この辺りは巨石がごろごろしているのだが、その隙間に幾つも仏像が安置されている。神社なのに仏像なのだが……。それだけなら、あまたある廃神社と同じ扱いなのだが、ここには洞窟があるのだ。
ようやく見つけた入り口。当初は、生駒山の洞窟は石灰洞でも火山洞でもないし、岩の隙間だろう……と思ってなめていた。が、わりと深さがあるみたいなので、懐中電灯とヘッドランプを用意して臨んだのだが……。
いきなり謎の神様。ここで終りかと思いきや、脇から奥に伸びるルートがあって……
迷路のようにグルグル廻りながら、岩の隙間なのかどうなのか洞窟を進む。すると、次々に登場する仏像。これは恐い。
どうも、少し石積みがあるし、それなりの加工はされているようだが、生駒山にこんな洞窟があるなんて。。。

最深部にドドド、と並んでいた仏像群。これは恐かった(泣)。
全長は何十メートルだろうか。匍匐前進まではしないが、かなり身をかがめて進まねばならない。その後、一度外に出てから、再びちゃんと細部を調査しようかな、と思ったが、怖くなって止めた。出られなくなったらどうしよう……と感じてしまうのだ。私が消えても誰も気づかないだろう。
しかし、これを誰がつくったのか、神社を開いたのか。南無妙法蓮華経の碑がたくさんあったので、日蓮宗系の寺院と関わりがあるのだろう。見たところ新興宗教的でもあるが、各所にある石の加工物も含めて、かなりの財力と労力がいるはず。……と理性的に考えるものの、やはり恐い。
生駒山は「日本最古の里山」と私が呼ぶだけあって、自然とともに人為の跡が数多く残る。むしろ人為に左右されてできている自然でもある。
ネットには、かなりこの神社の探訪記がアップされていたが、あえて神社の名前は記さないでおく(笑)。
ただ、ここに至る途中は、こんな廃墟というか、むしろジブリ的な景観も見られるよ。
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