森林が吸収するCO2…排出はどうなの?
こうした記事はよく見かける。今回はウェザーニュースである。
森林はどのぐらいの量のCO2(二酸化炭素)を吸収しているの?
なかなか面白いグラフなのだが…。日本の照葉樹林は、タイの熱帯季節林より多いわけね。
森林別の吸収量は、シベリアのカラマツ林よりインドネシアの熱帯雨林の方が多いというわけだ。ここで記されるのが「純一次生産量」という言葉。説明では、「ある期間内に光合成で生産された葉や幹などの有機物量と同時期に枯死した有機物量を足し合わせて求める」とある。
光合成で生産した量はわかるが、枯死した量も足すわけだ。まあ、枯れても炭素の塊だから。で、呼吸量は?分解量は?
それをどのように計算しているのか示されていない。植物も呼吸してCO2を出すが、それは生産量に内包されているのかな。
また「ある期間内」に枯れ葉や枯れ枝は分解するのではなかろうか。微生物に分解されたらCO2を出す。とくに熱帯雨林だと馬鹿にならない分解量だと思うのだけど。実際、熱帯雨林の土壌は、ほとんど腐葉土がない。
1本木樹木だと、生産だけでもよいが、森林と言えば林床の土壌も含めるだろう。その空間全体の炭素の出し入れはどうなるんだ。
そこまで計算に含めているのか、ちょっと不明だな。
純一次生産量には、吸収と排出の差し引き量と考えるべきなのか、それとも生産だけで、消費する分は無視しているのか。
スギの有機物生産量も示されている。
誰か教えてくれないかなあ。
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