もう一つの割り箸
割り箸評論家である私は、割り箸コレクターでもある。いや、割り箸でなくても木の箸を集めている。
とくに各地に出かけて道の駅などで地元の割り箸が売られているのを見つけると、つい買ってしまう。
先日訪れた黒滝村の道の駅でも、割り箸を見つけてしまった。黒滝村は吉野の一部だが、実は割り箸と縁が深い。そこにある割り箸は……いやいやいやいや、同じ吉野の割り箸は、もう段ボール箱からあふれるほど買い込んでいるではないか。これ以上増やしてはいけない。
もう、いいのだ。買わないのだ。どうせ同じ箸だろうし。。。。
でも見つけてしまった。
見つけたのは、右側の天削げ。左のらんちゅうは、比較のため。こちらで24センチだったか。とすると右の箸は28、いや30センチ級。見た通り、でかい。これは菜箸か。いやいやいやいや割り箸だ。いちいち割って菜箸にするのも妙だから、やはり食べるときに割る箸なのだろう。
買っちゃった。
でも、こんなでかい割り箸をいかに使うか。食べるには箸の先でつまんだものを口に運ぶのは、結構大変になる。
コレクションだ。いっそ、50センチ、1メートル級の割り箸をつくれば、土産物に喜ばれるのではないか。新婚カップルが、お互いの口に運ぶ箸……とか能書きをつけたら、喜ぶ人もいる、はず。
単に長さを変えるだけで、特別な箸に化ける。でも、材料を集めるのが大変かもしれない。
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